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35年乗り続ける「カルマンギア」と「トゥーラン」のVWフリークの愛車歴は? 生粋のフリークが見せてくれたエンジンはツインキャブでした

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循/AMW 竹内耕太

床の間の飾りではなく各地のイベントに自走参加

地元のイベントを中心に、各地のイベントに積極的に足を運ぶ内山さん。

「もう少しパワーが欲しかったので、エンジンはオリジナルの1200ccから高年式の1600ccに換えてあります。キャブレターもカドロンのツインキャブに換装しました。エアクリーナーはHKSです」

とのことで、このカルマンギアが決して床の間の飾りでないところも素敵だ。トランクスペースにはファンベルトをはじめとするスペアパーツも常備してある。

「もちろん、ときにはヒストリックカーならではの不具合にも見舞われることもありましたが、ひとつの車種と長年付き合っていると大体のことには対処できるようになりますよね。

このクルマを通じて得られたさまざまなご縁、逆にちょっとしたトラブルなども含め、カルマンギアに乗り続けている限りそれらの全ての出来事はいい思い出になりますから」

と語る内山さん。それはオーナーと愛車が紡いできた長い時間によって作られたもので、決してお金では手に入らない素敵な物語なのである。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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