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彼女の「アバルト500」はフルバケ×4点式シートベルト!「いつかはラリーに参戦してみたいです」

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TEXT: 芝 修(SHIBA Osamu)  PHOTO: 芝 修

理想のイメージはラリー仕様のアバルト500ラリーR3T

アバルトファンの交流の場になっている「ABARTH COFFEE BREAK(アバルト コーヒーブレーク)」。2023年6月24日(土)~25日(日)に今年2回目となるABARTH COFFEE BREAK 2023岐阜が、岐阜県の道の駅かしも ゆうらく館で行われた。今回は、赤×黒の2トーンでコーディネイトしたアバルト500で来場した女性オーナーを紹介しよう。

2台目のアバルト500に1台目のパーツを流用して2トーンに

アーニャさんは以前からアバルト500が欲しかったというわけではない。クルマを探していたとき、たまたまユーズドカーショップで見かけたのがアバルト500で、コンパクトでかわいらしいスタイルに加えて低音の効いたスポーティなエキゾーストノートが気に入って黒のアバルト500を購入したのだ。その走りは軽快で、ついついアクセルを踏んでしまう。調子にのりすぎたわけではないが……2カ月後に事故ってしまった。

事故のダメージは大きく修理代を見積もったところ約200万円。どうしようか悩んでいたがアバルト500のスポーティな走りを忘れることができず、修理するのではなく新たに購入したのが、この赤の2009年式アバルト500だ。

ボンネットとトランクは黒だが塗装したのではない。事故った黒のアバルト500はフロントの側面を破損したため、それ以外は無キズ。そこでボンネットとハッチゲートを取り外して赤のアバルト500に移植し、個性的な赤×黒の2トーンボディに仕上げている。

アバルトならではの軽快な走りを引き出す機能性重視のカスタマイズ

このアバルト500の室内に目を向けると、強烈なインパクトを放っているのがスパルコのバケットシートと4点式シートベルト。また足元にセットしているホイールはアルファ ロメオ「155」純正のスピードライン。赤×黒2トーンボディとうまくコーディネイトさせて各部をカスタマイズしている。

またアバルト500のポテンシャルを引き出すデジテックのECUチューンもアーニャさんがイチオシするチューニングポイントだ。

いつかは本格的なラリーカーに仕上げたい

アバルト500を購入後、アーニャさんは「500ラリーR3T」の存在を知って機能性重視のカスタマイズを施してきた。アバルト500にはいくつかのチューニングモデルが存在するが、500ラリーR3Tは2009年に販売された市販ラリーカー。外観は市販車のアバルト500と変わらないものの中味は別物で、エンジンは大型ギャレットタービンをセットした180ps仕様。

そして足まわりには車高調整サスキットやブレンボ製4&2ポットキャリパー、室内にはロールバーがセットされたコンペティショナルなラリーカーだ。500ラリーR3Tはそのポテンシャルを存分に発揮して全日本ラリー選手権や海外ラリーで好成績を残している。

500ラリーR3Tを理想のイメージとして愛車をカスタムしているアーニャさんは今後、ロールバーなどをセットした本格的なラリーカーに仕上げて競技へのエントリーも考えているそうである。

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