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「マルニ」を中心にBMWが新旧50台集合! 30年以上続く誰でもウェルカムな「高遠ブランチミーティング」とは

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TEXT: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)  PHOTO: 近藤浩之

高遠ブランチミーティングが2023年も開催

イベントとしては30年以上、現在のスタイルになってからも20年以上開催されている、「高遠ブランチミーティング」。毎年5月下旬から6月初旬に開催され、BMWオーナーはもとより興味があればBMW以外の車種でも参加OKという自由なミーティングとなっており、その場で調理したブランチを食しながら楽しむこの1日を、毎年心待ちにしているBMWオーナーも多い。

2002オーナーの集いからBMW好きなら誰でもOKなミーティングへ発展

2023年5月28日(日)、長野県伊那市高遠町 ほりでいパーク駐車場に続々と集まってくる、さまざまな年式のBMW。そして少ないながらも、BMW以外のクルマたち。会場となった駐車場にクルマを停めたオーナーたちは挨拶を交わしたり、他のクルマを見に行ったりとそれぞれにミーティングを楽しみ、駐車場の中央に位置するテントでは、ボランティアの参加者たちが調理を始める姿が。

例年参加している参加者達が「高遠」と呼んでいる、この「2023 高遠ブランチミーティング」。コロナ禍でのイレギュラーはあったが、元をたどれば30年以上続けられているイベントとなっている。その元というのは「2002」中心のイベントだったそうだが、オーナーの代替わりなどにより、現在のBMW好きならば誰でも参加OK、途中の出入りも自由(会場の使用料金を賄うため参加者からは100円徴収している)のイベントとなり、この形態ですでに5月末から6月初旬に、20年以上も開催されているそうだ。

基本、誰でもウェルカムなミーティング

ミーティングといってもとくにコンテンツがあるわけでもなく、BMWとその仲間との1日をゆったりと過ごすことが目的となっている「高遠ブランチミーティング」。参加車両は2002をはじめとしたいわゆる旧車と呼ばれる年代のBMWが多いが、比較的新しい年式のBMWやアルピナ、そして以前はBMWに乗っていたオーナーやBMWに興味がある方など、BMW以外の車種もちらほら見受けられる。駐車枠もとくに決められているわけではなく、到着順となるなど自由な雰囲気のミーティングとなっている。

「高遠ブランチミーティング」の、ブランチという名称もこのイベントを表しているポイントのひとつ。冒頭でも記したが、駐車場の中央にはテントが立てられ、このテントの下ではボランティアの参加者たちが自ら持ち寄った食材で、焼きそばや、お団子、今回珍しいところでは三重県で親しまれているあられにお茶(今回はお茶漬けの素)を注いだ「あられ茶づけ」などが調理され、バナナやスイカなども参加者達に振舞われる。この食材のメニューは食材を持ち寄る人によって変わるそうで、それを楽しみにしている人も少なくないようだ。

自由な雰囲気で、楽しみ方も人それぞれ

テントの下で焼きそばを焼いていた、ミーティングの中心人物のひとりである奥村さんに話を伺ったところ、「どんなクルマで参加してもいいので、とにかく自由に楽しんでほしい」とのこと。それこそ数十年参加しているオーナーも少なくないが、見ていると知識や車種による排他的な雰囲気はなく、誰でもウェルカムな雰囲気のミーティングとなっていた。なかには昨年2002を手に入れたという20代の若者も参加していたが、存分にBMWのある1日を楽しんでいるように見受けられた。

毎年、5月末から6月初旬に行われるこの「高遠ブランチミーティング」。メンテナンスやカスタムの情報を交換したいというオーナー、これからBMWを知りたいというオーナーまたはその予備軍の方も、日程はSNSなどで確認するこができるので、来年のこの時期に合わせて参加を検討してみてはいかがだろうか。

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