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「トポリーノ」に「ジョリー」まで! フィアット好きなら1度は訪れたい「チンクエチェント博物館」の魅力を紹介します【週刊チンクエチェントVol.20】

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TEXT: 嶋田智之(SHIMADA Tomoyuki)  PHOTO: 嶋田智之

チンクエチェントの世界観が伝わるミュージアムショップ

その一角には秘密の小部屋があって、そこにはこれまた貴重な書籍、ドキュメント、ミニチュアカー、トイなどがところ狭しと並べられてる。それに展示車両の背後の壁には昔のポスターなどが飾られていたりもする。それらを眺めてるとチンクエチェントって単なるクルマじゃなくてアートであり文化でもあるんだと思えてきたり、チンクエチェントの世界観のようなものがじんわり伝わってきたりもして、不思議と嬉しい気分になるのだ。

2階に上がると、そこはミュージアムショップ。チンクエチェントのことをわかってる人がイタリアで買い付けてきた様々なアイテムと博物館オリジナルのモノが販売されている。フィアット500クラブ・イタリアのオリジナルグッズなどは親しい関係性にあるからこそ取り扱えるのだと思うし、イタリアの日常生活の中に入り込んでるアイテムゆえ旅行者では見逃してしまいそうな小物類などは現地に精通してるからこそ見つけ出せるのだとも思う。ほかで見たことない、チンクエチェント好き、フィアット好きの気を惹くモノがたくさん。思わず財布の紐が緩んじゃうかも。

何だか行ってみたくなってきたぞ、という人のために案内をしておくと、見学ができるのは火曜日、そして木曜日から日曜日の11時から16時の間。予約制なので、チンクエチェント博物館の公式ウェブサイトのトップページ最下段にあるCONTACT FORMからの申し込みが必要となる。

現地では大抵の場合は深津浩之館長がお相手してくれるし、伊藤精朗代表からお話をうかがうこともできるかも。ふたりともチンクエチェント愛もチンクエチェントに関する知識も莫大なので、学べることはたくさんあるし、それ以前にかなり楽しい気持ちになれると思う。もちろん訪問してみることを強くオススメしちゃう。

●チンクエチェント博物館
●HP:https://www.museo500.com/
●住所:愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14-10
●TEL : 052-871-6464 FAX : 052-882-1105

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  • 嶋田智之(SHIMADA Tomoyuki)
  • 嶋田智之(SHIMADA Tomoyuki)
  • 『Tipo』の編集長を長く務め、スーパーカー雑誌の『ROSSO』やフェラーリ専門誌『Scuderia』の総編集長を歴任した後に独立。クルマとヒトを柱に据え、2011年からフリーランスのライター、エディターとして活動を開始。自動車専門誌、一般誌、Webなどに寄稿するとともに、イベントやラジオ番組などではトークのゲストとして、クルマの楽しさを、ときにマニアックに、ときに解りやすく語る。走らせたことのある車種の多さでは自動車メディア業界でも屈指の存在であり、また欧州を中心とした海外取材の経験も豊富。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
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