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日本における「ルート66」の伝道師はだれ? 大塚浩司さんを訪ねて白馬村のクラフトショップへ行ってきました【ルート66旅_番外編】

日本における「ルート66」の伝道師はだれ? 大塚浩司さんを訪ねて白馬村のクラフトショップへ行ってきました【ルート66旅_番外編】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

  • ルート66やアメリカにまつわる大塚さんの書籍。マニアックすぎず分かりやすい文章と写真でルート66の魅力を伝える名著だ
  • 実際にルート66を旅したことがある人にとっては懐かしさを、まだ見ぬ人はイマジネーションをかき立てられる写真の数々
  • 中央の「DON'T MESS WITH TEXAS」と記されたステッカーは、ゴミのポイ捨て防止キャンペーン用に作られたレアな一品だ
  • 額から飛び出しそうな躍動感がある、リアルな渓流魚も数ある作品のひとつ。釣り好きが高じて自分で作るまでに至ったそうだ
  • 宝石研磨師としての顔も持つ大塚さん。採取から加工やデザインまで自ら手がける
  • 店内では長男のジュエリーアーティスト、GacU(ガク)さんの作品も販売している
  • 近年もっとも注力している、鉛筆1本で描く白馬の山々。作品展も頻繁に行われている
  • 作品をもっと見たい人は発売中の『白馬マウンテンアートブック』1~3をチェック!
  • ルート66に実在しそうな「森の生活」の外観。ルート66の沿線で暮らす知人から「どこにできた新しい店?」と聞かれるほど
  • ワクワクするものだけを集めた「森の生活」の店内。登山やスキーといったアクティビティと併せて足を運んでもいいだろう
  • 大塚さんの作品だけじゃなく現地から取り寄せたルート66グッズも多数。日本にいながら見て触って購入できるのがありがたい
  • 大塚浩司さんにお会いするのは久しぶりだったが、時間を忘れるほどに盛り上がった。AMWの連載も読んでいただき嬉しい限り

ルート66の世界を多くの日本人に知らしめた本の著者

広大なアメリカを東西2347マイル(3755km)にわたって結ぶ旧国道「ルート66」をこれまで5回往復した経験をもつ筆者が、ルート66の魅力を紹介しながらバーチャル・トリップへご案内。今回は番外編としてしばしアメリカを離れ、日本でルート66を紹介する活動をしてきたパイオニアともいえる人物のもとを訪問してきました。

ルート66探求のきっかけはネイティブ・アメリカンとの交流

ルート66の旅はあと2回でいよいよ折り返し地点。後半のセクションへ入る前にちょっと休憩を挟みたい。連載の1回目でも触れてはいるが、私にルート66とは何か教えてくれたのは、大塚浩司さんの本『オールドハイウェイ ルート66の旅』(ほおずき書籍/2001年)だ。分かりやすい言葉でルート66の魅力が語られ、それでいて内容がマニアックすぎることもない。大塚さんが日本人で初めてルート66を走ったわけではないし、マザー・ロードを題材にした書籍も少なからずあるだろう。それでも当時の私みたいな名前を聞いたことがある程度のライトな層に、ルート66とは何ぞやと知らしめたのは間違いなく大塚さんだと思っている。

たしか別著『ルート66、66のストーリー』(ほおずき書籍/2008年)を購入したときだと思うが、長野県は白馬村にてご本人が営むクラフトショップ「森の生活」からの発送で、丁寧なお礼の手紙をいただいたのが縁で交流が始まったのだ。

今回AMWで連載が決まったこともあり、久しぶりにお会いしたくなって白馬まで小旅行してきた。大塚さんは1960年に生まれ12歳のとき白馬へ移住、日本におけるルート66のパイオニアであり、画家でもあり工芸作家でもある多才な人物。アメリカと深く関わるきっかけは実をいうとルート66ではなく、ナバホ族やホピ族などネイティブ・アメリカンとの交流だ。彼らの居留区へ足を運ぶ際にルート66を通ったことで、歴史や文化に惹かれライフワークのひとつになったという。

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