クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • LIFE
  • 走りの聖地をベントレー「コンチネンタルGTC」で駆け抜けて「原美術館ARC」へ【美と食を巡る旅:群馬編・後編】〈PR〉
LIFE
share:
走りの聖地をベントレー「コンチネンタルGTC」で駆け抜けて「原美術館ARC」へ【美と食を巡る旅:群馬編・後編】〈PR〉

走りの聖地をベントレー「コンチネンタルGTC」で駆け抜けて「原美術館ARC」へ【美と食を巡る旅:群馬編・後編】〈PR〉

投稿日:

TEXT: 小倉 修(OGURA Osamu)  PHOTO: SHOKO TAKAYASU

大自然と第一級のアートに感動。心豊かな時間が待ち受ける「原美術館ARC」

さて、群馬へと向かうなら前橋だけで終わらせるのは大変もったいない。なにしろ郊外には榛名山や赤城山などクルマ好きなら一度は走りたい絶好のドライブルートが広がっているのだ。実はファンなドライブも含めて目的地にしたいうってつけの場所がある。群馬県渋川市伊香保温泉近くの「原美術館ARC」だ。

2021年1月に活動を終えた東京・品川「原美術館」が、もともとこの地にあった別館「ハラミュージアムアーク」と統合。2021年1月にリニューアルオープンした美術館である。

前橋を出発し、伊香保温泉を方面目指して走る。1300年以上の歴史を誇る水澤観世音(水澤寺)やうどんで有名な水沢地区を抜けると、美術館はもうすぐそこだ。

駐車場へと向かう時に目に飛び込んできたのはその景色の雄大さであった。背後には榛名山、正面に赤城山を望む雄大なパノラマが広がっている。標高は約500m。空気も清々ければ眺望も抜群の場所だ。そこに空間を切り取るかのように建つ黒々とした建物が現れる。「原美術館ARC」である。その建物は美術館としては大変珍しい木造建築物で、設計はポストモダン建築をリードしてきた建築家・磯崎新氏によるもの。

建物はピラミッド型の屋根を持つ正方形のギャラリーAと両翼に細長く伸びるギャラリーB、Cというシンメトリーを意識して配置された3つの展示室、そして書院造をモチーフにした静謐な和の空間が特徴の特別展示室「觀海庵(かんかいあん)」から成る。各ギャラリーは外廊下で結ばれており、風が心地よく抜けていく。廊下を歩くだけでも気持ちがいい。

展示作品は見応えのあるものばかりだ。この「原美術館ARC」の前身となる「原美術館」を設立した公益財団法人アルカンシエール美術財団理事長・原俊夫氏は、まだ現在のように注目される以前から現代アート作品を収集してきた。ギャラリーA・B・Cやユーティリティスペースでは、その現代アートコレクションを展示。奈良美智、宮島達男、森村泰昌、草間彌生など錚々たるアーティストの作品を身近に観賞することができる。

一方の「觀海庵(かんかいあん)」では、原俊夫氏の曾祖父で明治期の日本の実業家・原六郎氏が収集した美術品の数々を展示する場となっている。そのコレクションの中には、中国陶磁の傑作で国宝の「青磁下蕪花瓶」をはじめ狩野探幽や円山応挙の作品も収蔵する。

ギャラリーからギャラリーへと移る度に心が弾み、廊下から時折望む庭や自然の景色がまた美しくも驚きがある。内と外、旧きものと新しきものの美が織りなす「原美術館ARC」は、他ではなかなか味わえないアート体験が待ち受けている場所であった。

「原美術館ARC」での楽しいひと時は、観賞のみならず、散策とカフェにもある。榛名山の麓に広がる屋外の庭(というより大きな広場)にも、アンディ ウォーホルやジャン=ミシェル オトニエルなど、国内外の現代アーティストによる常設作品が点在するのだ。しかも散策路にはソメイヨシノやイチヨウなど幾種類もの桜をはじめとする樹々が植えられており、開放的で雄大な景色とともに四季折々、季節の移ろいが堪能できる。特に桜の時期は隣接する伊香保グリーン牧場の「榛名雲海桜」とともに、名所ともなっているのだ。

その景色や建築を眺める特等席が館の付帯施設「カフェ ダール」だ(入館者のみ利用可能)。ハンドドリップで淹れたコーヒー、群馬県産の素材を活かした特製サンドウィッチやパスタなどが提供され、アートに囲まれながらのランチタイムやティータイムが楽しめる。おすすめは開催中の展覧会をイメージして作られる「イメージケーキ」。その時だけのフォトジェニックな美味しいケーキとあって、これを楽しみに訪れる人も多いとか。

カフェ ダールでは「イベントSHOP@CAFE」を開催し、アーティストの作品販売なども実施される。この日は、画家の故金子國義氏に師事した画狂人・井上文太氏の作品が展示されており、その作品からインスパイアされた美しいブルーのケーキが用意されていた。紅葉を眺めながら外でいただくスイーツは、まことに美味だった。

美術館を後にする頃にはすでに日も暮れ始め、群馬名物の「からっ風」ほどではないものの、ひんやりとした秋風が吹き始めていた。素晴らしいアートの数々に触れ、自然豊かな環境の中を走り、おいしい食をいただいたからだろう。気が付けば、身も心も充実したウェルビーイングな状態の自分がいる。

このまま帰ろう……、幌を閉めようとしたその手を止め、帰路についた。もっとも、ドライバーや乗員が出発したときよりもリラックスして目的地に到着できるよう、快適装備にこだわった「アズール」仕様である。ステアリングやシートのヒーターはもちろんネックウォーマーにマッサージ機能までも備えている。オープンのままでも帰路が快適だったことは言うまでもない。

>>>ベントレー コンチネンタル GTC アズールをもっとよく知る

●Information

■ベントレー コンチネンタルGTCアズール
車両価格:3946万8000円
全長×全幅×全高:4880×1965×1400mm
エンジン:V型8気筒ツインターボ
排気量:3996cc
最高出力:550ps/5750-6000rpm
最大トルク:770Nm/2000-4500rpm
0-100km/h加速:4.1秒
最高速度:318km/h
>>>お近くのベントレーディーラーはこちら

■まえばしガレリア
群馬県前橋市千代田町2-10-2
TEL:027-212-2117(株式会社まちの開発舎)
https://www.towndevelop.jp/

■セパージュ(cépages)
群馬県前橋市千代田町2-10-2
TEL:027-212-2990
https://www.instagram.com/cepages_restaurant/

■原美術館ARC
所在地:群馬県渋川市金井 2855-1
TEL:0279-24-6585
https://www.haramuseum.or.jp/

123
すべて表示

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS