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パイオニアのカロッツェリアからボックススピーカー「TS-X170」&「TS-X210」登場! ネオクラスポーツカーのオーナーも絶賛です〈PR〉

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

  • カプチーノとスピーカー
  • バスレフ式3ウェイスピーカーの『TS-X210』は、13cmウーファーと4.2cmミッドレンジ、2cmホーン型ツイーターという組み合わせ。豊かな低域とクリアな中高域のバランスが秀逸で、価格は2個1組で1万7600円となる
  • 『TS-X210』のダブルサイドスリットポート。スピーカーの左右に設置し向きをウーファーと揃えることで一体感のある低音を実現
  • ウーファーの右側には中高域をクリアにするミッドレンジ、その右隣には伸びやかな超高域に貢献するホーン型ツイーターを配置する
  • よりコンパクトな密閉式3ウェイスピーカーの『TS-X170』は、13cmウーファーと2.7cmおよび2cmホーン型ツイーターの組み合わせ。シンプルなデザインは車室内の雰囲気も損なわない。価格は2個1組で1万2100円だ
  • 手前が最新モデル『TS-X210』で、後ろが旧モデルの『TS-X180』だ。デザインをあえて大きく変えず継承しているのもポイントだろう
  • とうとう手に入れた人生で初のオープンカー。しかし純正オーディオのチープさは予想していた以上で、すぐにカスタムすることを決意した
  • まずはデッキをBluetooth対応の現行モデルに変更。ところがカプチーノのスピーカー位置が悪く、ハンズフリー通話で相手の声がロクに聞こえないという事態に直面する
  • 付属のマイクはサンバイザーに挟み込んで取り付けた。コチラの声は聞こえているようだが、一方通行では会話がまるで成り立たない
  • 問題はフロントスピーカーの位置。足もとのイチバン奥でサイズも小さいうえ、リヤスピーカーが存在しないというだいぶ酷い環境だ
  • フロントスピーカーをツイーター付きに交換し、リヤスピーカーとアンプとサブウーファーも追加。デッキを含めて7万円ほどだった
  • コンパクトながらいい仕事をするツイーターは、台座の角度を調整できるのも魅力だ。中域と高域のサウンドがクリアで耳触りがいい
  • 助手席の足もとに設置するよう設計されたサブウーファー。誰かを乗せても邪魔にならないサイズで、低音をほどよく強調してくれる
  • ユーティリティナットを利用して装着する、専用の取り付け金具が付属
  • もっとも効果が大きかったのはリヤスピーカー。純正オプションのようにスッキリ収まり、運転席を包み込むようなサウンドに大満足だ
  • 新旧の違いはあれどリヤの置き型スピーカーという選択は大正解。ネオクラシックカーの視聴環境を改善したい人はぜひ試してほしい
  • 左が『TS-X210』で右が『TS-X170』。いずれもネオクラシックカーに似合うデザインを採用し、コンパクトで設置する場所にも困らない

人気のボックススピーカーがモデルチェンジ

スズキ「カプチーノ」でオープンカーライフを満喫している筆者。手に入れてからずっと気になっていたオーディオ交換を実施し、快適なドライブを楽しんでいる。その際、投入したボックススピーカー『TS-X180』の後継モデルとして『TS-X170』、そして上位モデルとして『TS-X210』が登場した。実際に新旧を並べてみて、その違いを紹介したい。

カプチーノの音環境を改善してくれたTS-X180

学生のころから「一度は乗りたい」と思い続けてきたオープンカー。夢が叶ったのは免許を取ってから30年後、知人のツテでスズキ「カプチーノ」を手に入れた。初めのうちは嬉しさと興奮で気にならなかったが、徐々に手直ししたい部分が目に付くようになった。

特に納得できなかったのはオーディオだ。購入したときに付いていたのは古いCDデッキで、すぐにBluetoothでハンズフリー通話ができる、カロッツェリアの『MVH-6600』に買い替えた。

MVH-6600

ところがココで大きな誤算があることに気付く。カプチーノのスピーカーはフロントしか存在せず、位置もドアではなく足もとのイチバン奥なのだ。運転中に電話がかかってきてハンズフリーで会話しようと思っても、コチラの声こそ届くものの向こうの声はほとんど聞こえない。ボリュームを上げれば音が割れてしまうし、通話をあきらめ後ほど折り返すことに。

何とかするべく色々と情報を収集したところ、フロントスピーカーの移動は結構な手間だ。そこで考えたのがリヤスピーカーを追加すること。カプチーノはシートの後方にちょっとしたスペースがあり、昔ながらの置き型スピーカーならジャストフィットしそう。

しかし平成を通り越して令和も5年になった現在、置き型のスピーカーなんて売っているのだろうか。一縷の望みを抱いて検索してみると、カロッツェリアにラインナップがある。可能であればデッキとメーカーを揃えたかったし、クルマの年式に合う少しレトロなデザインもいい。ついでにツイーター付きのフロントスピーカー、さらにコンパクトなアンプとウーファーも購入し、カプチーノの視聴環境を大きく改善させることにした。

装着後のサウンドはもう感動というほかない。フロントからの音はウーファーとツイーターの効果もあり、以前とは比べモノにならないレベルで豊かになった。そして何より驚かされたのはリヤスピーカー。頭のすぐ後方に位置しているせいかフロントの音に負けず、キャビンがお気に入りの音楽で包まれるような感覚だ。

当然ながらハンズフリーの通話も余裕であり、オープンで走っている最中も苦にならない。正直ココまで劇的に変わるとは予想しておらず、カプチーノでのドライブがより楽しくなった。

新型はより豊かな低音再生が可能なバスレフ式も用意

生まれ変わったサウンドに酔いしれていたところ、なんとカロッツェリアの新しい置き型スピーカーが2023年10月に発表された。あと半年も早ければそっちを買ったのに! と思いつつ、どう進化したのか知りたくなってしまう。おまけに従来は1996年からのロングセラー『TS-X180』だけだったのに、デザイン的に直接の後継モデルである『TS-X170』に加えて、より上質な『TS-X210』までデビューしたというからビックリだ。1980~1990年代のネオクラシックカー人気は現在も衰えず、スピーカーも当時の雰囲気でコーディネイトしたい人が多いのだろう。

両モデルとも3ウェイのスピーカーであることは共通ながら、自分が使っている従来品と同じ密閉式の『TS-X170』と、より低音が豊かなバスレフ式の『TS-X210』という違いがある。フラッグシップの『TS-X210』は左右に設けられた『ダブルサイドスリットポート』と、ウーファーを同じ向きに設計することで一体感の高い低音再生を実現した。

コンパクトな『TS-X170』はスピーカーのサイズこそ旧製品と変わらないが、低域/中域/高域のそれぞれを妥協することなく自然かつ透明感ある音質に。いずれも高さや幅を抑えることでリヤトレイへの設置を容易にし、かつ後方の視界を妨げないようぶ配慮している点もありがたい。

そして『TS-X210』には嬉しいポイントがもうひとつ。ユーティリティナットを利用して装着する、専用の取り付け金具が付属している点だ。現行型のジムニーやハイゼットカードなど軽商用車に適合しており、詳細な車種や年式はカロッツエリアのウェブサイトを参照してほしい。最新のテクノロジーによって生み出される上質なサウンドを、幅広いユーザーが味わえるよう配慮されているのは喜ばしい限り。

ちなみにカプチーノなら『TS-X210』もギリギリ収まるようだ。約27年ぶりとなる満を持してのモデルチェンジである両アイテム。買ってまだ半年であり、『TS-X180』の音にも満足はしているが、コーンや磁気回路といった細部の進化も気になる。どこかで実際のサウンドを味わったら、買い替えてしまいそうな予感しかない!

並べてみた

TS-X210
【スピーカー構成】
13.0cmコーンウーファー/4.2cmミッドレンジ/2.0cmホーントゥイーター
【瞬間最大入力】
100W
【定格入力】
25W
【再生周波数帯域】
60Hz~30,000Hz
【出力音圧レベル】
84dB
【インピーダンス】

【再生方式】
バスレフタイプ 3ウェイスピーカーシステム
【コード長】
スピーカーコード 5m
【グリル材質】
スチールネット
【質量(付属品を含む1個)】
1.3kg
【希望小売価格】
1万7600円(消費税込/2個1組)
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/speaker/others/ts-x210/

TS-X170
【スピーカー構成】
13.0cmーンウーファー/2.7cmホーントゥイーター/2.0cmホーントゥイーター
【瞬間最大入力】
60W
【定格入力】
20W
【再生周波数帯域】
75Hz~20,000Hz
【出力音圧レベル】
82dB
【インピーダンス】

【再生方式】
シールドタイプ 3ウェイスピーカーシステム
【コード長】
スピーカーコード 5m
【グリル材質】
スチールネット
【質量(付属品を含む1個)】
1.11kg
【希望小売価格】
1万2100円(消費税込/2個1組)
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/speaker/others/ts-x170/

【問い合わせ】
パイオニア カスタマーサポートセンター
固定電話から
0120-944-111(無料)
携帯電話から
050-3820-7540(有料)
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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