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トヨタ「新型ノア/ヴォクシー」用の車中泊キャンピング仕様が便利すぎる! オプションでポップアップルーフ装備したら完璧です

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

  • 使い勝手が良いだけでなく、展開もしやすい2段ヘッドキットをオプション装備する
  • ポップアップルーフは+120万円ほどで追加装備が可能だ
  • ポップアップルーフを車内から見た様子
  • ベッドを展開しないときは普通のミニバンとして使用可能。ただ、5名乗車となっている
  • ミニバンがベースだと、車幅をはじめとするボディサイズでの制約がいくぶんクリアできる点がメリットだ
  • またリアゲート部に専用のフックが付いていて、写真のようテーブルを展開して屋外での使用することもできる
  • 新型「ノア/ヴォクシー」用の車中泊キャンピング仕様にはアイデアがたくさんつまっている
  • フルフラット時は1900mm×1100mmの広々とした空間を作り出せる
  • リアゲートは上に開くので、キャンプ地ではちょっとした雨よけや日差しよけとして重宝する

トヨタ「ノア/ヴォクシー」を車中泊仕様に!

「ハイエース」、「キャラバン」、「セレナ」などのキャンピングカーの開発を得意とするバンテック新潟が誇る人気ブランド「バンレボ」。その最新作として話題になっているのが、新型「ノア/ヴォクシー」用の車中泊キャンピング仕様です。その詳細を紹介します。

ミニバンベースだから有利なこととは

ハイエースやキャラバンの架装車両と違って、乗用車であるミニバンベースの架装車両は、ファーストカーとして活躍する使い勝手の良さに加えて、安全装備を含めた先進技術の搭載も魅力的。そして、奥様も気軽に運転できるという点もポイントが高い。

子供を育てている家庭にとって、キャンプ用にクルマをもう1台増車するのは維持管理費の問題からも現実的でない場合も多い。かといって、ハイエースといった大型バンベースでは、気軽に買い物に出かけるというわけにはいかない。

さらに付け加えれば、マンションに住んでいる場合は、立体駐車場での車両サイズ(長さ、幅、高さ)の制限も受けてしまう。そうした生活環境の中では、ミニバンでキャンプを楽しめるなら、それにこしたことではない。少しぐらい狭くても、そこは我慢しよう。

近年、こうした考え方のオーナーが急増中で、バンテック新潟もそんな時代のニーズに応えるべく「ミニバンレボリューション・エス(MR-S)」というモデルをデビューさせた。

MR-Sのメインシステムはリアスペース全面に展開するベッドキットにある。しかも、2列目シートを活かしたまま、簡単に組み立てが可能で、そのレイアウトはフルフラットはもちろん、オプション装備で2段ベッド仕様にも出来るから面白い。

新型ノア/ヴォクシー用に専用設計したキットパーツは、見た目のスタイリッシュさはもちろんのこと、大人2名の車中泊なら充分な広さを確保する。2段ベットはあくまでもペット用ではあるが、耐荷重が60kgあるので、小さな子どもなら十分なスペースになるだろう。

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