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街の車屋さんがルノー「トゥインゴ」を魔改造! 吸盤みたいなフォグランプ6灯が斬新な「セラヴィ105マキシ」とは

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TEXT: 今泉 史(IMAIZUMI Aya)  PHOTO: AMW 米澤 徹(AMW YONEZAWA Toru)

  • 内装にもゴルディーニ・ブルーを随所に使用
  • 張り巡らされたロールケージで遊びへの本気度が伝わってくる
  • アルピーヌ用のシートを装着
  • インパネやメーターフードはボディカラーに合わせたコーディネート。中央のモニターは、GoProを映し出し、画角を調整できる
  • サンクターボと同じデザインのシート生地を採用
  • フォグランプ内には切削加工の「ハタノ」のロゴが入っていた
  • ルノーのエンブレムはブラックアウトされていた
  • ちょっとヤンチャでアグレッシブな字体の「C'Lavie」のステッカー
  • ブルー×オレンジのカラーコーディネートはアルピーヌでも採用されていた組み合わせ
  • ラヴァージュ×OZのスペシャルコラボレーションホイール。アルピーヌ専用品
  • ルノー トゥインゴGTをベースにした「セラヴィ105マキシ」
  • 大きく張り出した厚みのあるフェンダー
  • ルノーのエンブレムはブラックアウトされていた
  • フェンダーにもワンポイントでオレンジが使われている
  • ブラックのサイドスポイラーが全体を引き締めてレーシーさをアピール
  • トゥインゴGTノワールもフロントグリルにオレンジが使われていた
  • アルピーヌ専用とわかるロゴもあえてそのままに
  • オートサロン前日に塗り直しをしたボディは塗りムラがなく完璧な仕上がりだ
  • ドリフト走行時の走行シーンやタイヤスモークを撮影できるように取り付けられたGoPro
  • .レトロ調のカタカナエンブレムは遊び心を感じる
  • 大型ダクトは現在のダミーからホンモノにする予定
  • 疾走感が溢れるダクトに向けて作られた深く入り込んだデザイン。大きく張り出したフェンダーに圧倒される
  • リアフェンダーの上にはNACAダクトを取り入れている
  • イチからデザインして製作したリアウイング
  • ダックテール形状はサンクのラリーカーを彷彿とさせる
  • モリッとしたワイドボディであることを感じる
  • 片側105mm、両側210mm拡張のワイドボディ
  • タイヤスモークを出せるようダミーでも大きくダクト部を設けている
  • フランスのモータースポーツと深く関わってきたdevil製のマフラー
  • マフラーがすっぽりと収まるほど巨大なリアディフューザー
  • 大きくえぐれたリアバンパーダクト
  • ダミーのテールランプはLEDが仕込まれていた
  • 給油口リッドはアルミタイプのものにチェンジ
  • ボンネットには横長のダクトが設けられていた
  • ボリューム満点のリアバンパーとの相性が良い巨大リアウイング
  • 全てハンドメイドのため、テールランプひとつとっても左右反転して作るのに苦労したそう
  • リアバンパーダクトも大きく開口し、タイヤスモークが出せるようになっている
  • 会場内では多くの人が足を止めて見ていた畑野式トゥインゴ2台
  • 畑野自動車代表取締役畑野祐人氏とマネージャーの大友美穂氏
  • V6エンジン換装など今後の展開からも目が離せない
  • フロントガラスから見える内装やロールケージもブルーに塗られていた
  • サーキット走行車なのでヘッドライトはダミー
  • オリジナルのフォグランプポット。かなりのインパクトを放っていた
  • 泣く子も黙る迫力のバックスタイル
  • フォグランプは6灯。会場ではさまざまなパターンに光っていた

いずれ3.5L V6エンジンを搭載する予定!

東京オートサロンの会場を歩いていると「え? フランスからルノー トゥインランを持ってきたの?」と思わせてくれたのが埼玉県草加市にある畑野自動車ブースです。鮮やかなブルーを纏った「セラヴィ105マキシ」について話を伺ってきました。

そもそもベースとなったルノー トゥインゴとは

2016年に3代目としてデビューしたルノー トゥインゴは、先代のFFレイアウトとは真逆のRR(リアエンジン・リアドライブ)を採用したコンパクトカーだ。ルノーとしても約40年ぶりの量産RRとして話題となった。

その姿をよく見れば、1972年に登場したルノー5ターボ(5と書いてサンクと読む)を思い起こさせるフェンダーの張り出しやリアコンビランプなど熱心なファンを唸らせるエクステリアとなっているのが特徴的だった。

インテリアは女性が見てもカワイイ〜! と思えるポップなデザイン。シンプルに纏められているのが印象的で、外装に合わせたゴルディーニ・ブルーのカラーコーディネートが用意されていたのもオシャレと思わせてくれた。なお、デビュー当時は特別仕様車として「サンクS」のみ5速MTが用意されていた。

開発コンセプトは闇夜をドリフトしながら走り抜ける

畑野自動車が作り上げたサーキット仕様車のベースは、2017年10月19日に発売となった「トゥインゴGT」だ。ターボエンジンに5速MTを搭載した同モデルは、200台の限定モデルで6速EDCに対し、専用チューンで19psもアップしたエンジンをリアにマウントしていた。もちろん「GTは名ばかり」ではなく、ルノー・スポールによって前後ダンパーを専用にチューンし、40%剛性が増しているほか、スタビライザーも強化され、スポーツドライビング時の安定感が向上している。

もともとのポテンシャルが高いトゥインゴGTに畑野自動車流カスタムを施したのがこの「セラヴィ105マキシ」だ。

エクステリアでまず目を引くのが、存在感抜群の6灯のフォグランプだ。開発コンセプトに、闇夜の中をドリフトしながら走り抜けるといった意味が込められており、クレイジーでインパクトのある見た目にした。

またかつてのサンクのラリーカーもフォグランプが6灯だったことを受け、ルノーのレーシングカーのオマージュとして装着している。インパクトを与えつつヘリテージにならったデザインになっていた。「セラヴィ105」同様に「ハタノ」のロゴ入りだ。

ボディは片側105mmワイドにしており、カーボンのスペシャリストである量産サプライヤーのケプラ社の協力のもと、実現したワイドボディだとか。105mmという数字は「セラヴィ105マキシ」の名前の由来にもなっている。

ボディカラーは、ゴルディーニ・ブルーという鮮やかなカラーでオレンジが随所にアクセントとして加えられている。ブルー×オレンジの組み合わせはアルピーヌでもお馴染みのコーディネートだ。

リアウイングは、デザインを一から起こし、サンクのラリーカーのようなダックテール形状にしている。ボディ下部のボリュームと合わせて、絶妙なバランスでウイングの大きさを決めたそうだ。

ホイールは、2023年の畑野自動車のオートサロン出展車両「アルピーヌA110」でタッグを組んだフランスのコンセプトカー販売メーカのラヴァージュと、OZレーシングと共同開発したA110専用ホイールを装着した。サーキット走行を想定したコンセプトモデルなので、ライト類は外されており、強固なロールケージが取り付けられている。

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