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24歳男子、生涯初のクルマにオースチン「ヒーレー スプライト Mk II」を買う。普段遣いもこれ1台「バイクもクルマもカッコよくないとダメです」

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi)

  • ステアリングホイールは純正オプション。「内装はあまり綺麗にしてないです。雰囲気が大事なので、やりすぎないようにしたいです」
  • 「夜中の高速道路でバーストしたことがあります。空気圧をちゃんと見ていなかった苦い思い出です(笑)」と中島颯太さん
  • ハードトップ付きでスライドウインドウを装備しているため、レーシーな雰囲気が演出されている
  • トランスミッション、マフラー、サスペンション、ブレーキはノーマルをキープ
  • 友人に誘われたことにより、MINANO SUNDAY PICNIC 2023に参加することになった中島さん。機会があれば次回も参加したいと話してくれた
  • カニ目、フロッグアイ、バグアイなどの愛称で知られるMk Iも参加した
  • 排気量948ccの水冷OHVエンジンにSUのツインキャブを組み合わせている。中島さんにとって「クルマは道具だが自分の一部みたいな感じ」とのこと
  • 富士フイルムのチェキを持参。機会があれば次回も参加したいと話してくれた
  • バンパーレスのカフェレーサー風スタイルで、フォグランプを片方にだけ装着している点がポイント
  • オーナーの中島颯太さん(右)と友人の小松きりんさん(左)と愛車のオースチン ヒーレー スプライト Mk II

24歳が駆るヒーレー スプライト Mk II

クラシックカーに乗っているオーナーが愛車とマッチしたお洒落な衣装に身を包み、ノスタルジックなアイテムを持ち寄ってクルマ談議を楽しむイベントが「MINANO SUNDAY PICNIC 2023」です。2023年11月4日に埼玉県秩父郡皆野町にある“ぼくらのミナノベース”を会場として開催されました。会場から、気になったクルマとオーナーを紹介します。

偶然出会った愛車

右ハンドル仕様の1962年式オースチン「ヒーレー スプライト Mk II」を駆り、友人の小松きりんさんと参加した中島颯太さんは現在24歳(取材時)。将来有望の若きクラシックカーオーナーだ。

「このオースチンが初めての愛車です。半年前に購入したヒーレー スプライト Mk IIとの出会いは偶然でした。クルマを探しに行ったら、ちょうど1台あるよ、とショップの方に紹介してもらって。僕の好みのハードトップが付いていて、少しクラブマンレーサーっぽいスタイルになっていました。

カッコイイなと思って、運命とかを信じるタイプなので、迷うことなくこのクルマに決めました。最後の決め手は頼りになるショップの存在です。困ったときにいつでも相談できて、駆け込むことが可能な信頼できる主治医は大切ですからね」

免許を取得し、すぐに購入した1989年式のホンダ「GB250クラブマン」と3年前にゲットした1986年式のカワサキ 「GPZ400R D2」という2台の二輪を所有しているが、四輪はオースチン1台のみ。日常使いから遊びまで全てのシチュエーションでヒーレー スプライト Mk IIを使っているそうだ。

「使用感満点の外観がこだわりのポイントです。水色のボディに革ベルトの組み合わせがかわいい点もお気に入り。それでいて無骨なバンパーレスのカフェレーサー風もいいわけです。ちなみに、購入時の走行距離は3万1000kmで、現在3万4500kmまで伸びました」

今後の増車計画

二輪も四輪も、とにかくカッコよくないとダメです、とも話してくれた中島さんは、今後の増車計画についても語ってくれた。

「もっと排気量が大きいスポーツカーとかも欲しいな、と思ったりもしています。ですが、現実的にはバイクを積める便利なトランポが欲しいです。旅先で天気がいいからバイクを降ろして、ちょっと乗るか〜みたいな。大人の遊びをしたいです(笑)」

現段階でヒーレー スプライト Mk IIを見事に使いこなす中島さん。まだまだお若いので、バイタリティのある中島さんは、今後すべての夢を叶えることができるだろう。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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