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ルート66復活の街「セリグマン」で絶対オススメのモーテルとは? レストランやバーでの交流も楽しいんです【ルート66旅_43】

ルート66復活の街「セリグマン」で絶対オススメのモーテルとは? レストランやバーでの交流も楽しいんです【ルート66旅_43】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

旅人たちと地元住人が一緒に楽しめるバー

さらに2014年からはレストランの隣にバーがオープン。数十種類を取り揃えた国内外のビールを筆頭に、バーボンやテキーラやラムなども豊富に用意され、ピザ・ジョイントのメニューもオーダーできる。

世界中からやって来た宿泊客だけではなくセリグマンの住人も多く訪れ、ルート66や旅の思い出を語ったりそれぞれの国の話で盛り上がったり、初対面どうしが意気投合しビリヤードを楽しんだりすることも。

余談だが日本人というかアジア人がひとりで来るのは相当にレアなケースらしく、地元の人に話しかけられ仲よくなり奢ってもらうなんていうのも日常茶飯事だ。翌年に「また会えるかな?」と思いつつお土産を持参してバーに行くと再会できることも多く、別のお客さんが呼び出してくれることもある。

このバーができてからセリグマンでの滞在がより楽しくなり、どんなに酔っ払っても1分でベッドにたどり着くのが最高にありがたい。街の中心部から少し離れてはいる(といってもクルマで2~3分)が、敷地内で食事とお酒と睡眠のすべてを完結できるのは大きなメリットだろう。

クリーンかつ快適で趣向を凝らしたそれぞれの部屋、親切なオーナーのリサをはじめとするスタッフたちの応対、美味しい食事と酒を楽しめるレストランにバー、そしてルート66の住人や世界中から訪れる人々との出会い。75歳になったタイミングでリサが経営から退いた現在も、彼女の旅人を温かくもてなす心意気は引き継がれている。ルート66を走るなら一度は泊まってほしいモーテルだ。

■「ルート66旅」連載記事一覧はこちら

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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