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ルート66観光ならアリゾナ州セリグマン拠点がオススメ! 歴史も映えスポットも豊富でアメリカ西部を満喫できます【ルート66旅_44】

ルート66観光ならアリゾナ州セリグマン拠点がオススメ! 歴史も映えスポットも豊富でアメリカ西部を満喫できます【ルート66旅_44】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

フォトジェニックな場所を探すのも楽しい

ちょっとマニアックな楽しみ方がしたい人なら、郊外のフォトジェニックな場所を探すのもオススメ。ひとつは老朽化で使われなくなった昔の橋で、今はクルマでの通行ができなくなっている。路肩に駐車して橋の中央まで歩いてみると通行止めの柵があり、付け根のコンクリートは素人から見てもボロボロで頼りなさげだ。歩いた衝撃で崩壊するほどではないにしろ、離れて撮影する程度にしておくのがいいだろう。場所はセリグマンからほんの少し東に行ったあたりで、現役の跨線橋と並行しているので見つけやすいはず。運がよければ貨物列車と一緒に撮影することが可能だ。

鉄道といえばセリグマンとキングマンの間には、もうひとつ鉄道を撮影できる最高のスポットがある。ほんの少しだけ崖を登るため注意は必要だが、壮大な景色と大編成のBNSF(バーリントン・ノーザン・サンタフェ)鉄道、隣を走るルート66をひとつの構図に収められる。運転手からもよく見える位置なので、近付いてきたら大きく手を振ってみよう。きっと勢いよく警笛を鳴らして応えてくれるはず。

近隣に足をのばせばミュージアムや乗馬体験も

他にも近隣の牧場では乗馬の体験もできるし、フラッグスタッフまで行けばスキー場もある。アリゾナは猛暑のイメージが強いかもしれないが、標高はセリグマンが1600mでフラッグスタッフは2000m。日本の大部分よりウィンター・スポーツに適した環境なのだ。

ルート66の歴史をより深く知りたいなら、隣町のアッシュフォークに足を伸ばそう。街の中心部にルート66ミュージアムがあり、規模は大きくないものの内容はかなり充実しており、常駐しているボランティアのみなさんもフレンドリー。もう少し西のキングマンにあるミュージアムと併せて、ルート66ファンなら必ず行くべきスポットといえる。

中心部の観光と買い物だけで済ますには惜しいセリグマン。旅をするならここを拠点にルート66を、そしてアメリカ西部を満喫してみよう。

■「ルート66旅」連載記事一覧はこちら

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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