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ルート66観光ならアリゾナ州セリグマン拠点がオススメ! 歴史も映えスポットも豊富でアメリカ西部を満喫できます【ルート66旅_44】

ルート66観光ならアリゾナ州セリグマン拠点がオススメ! 歴史も映えスポットも豊富でアメリカ西部を満喫できます【ルート66旅_44】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

  • ELEVATIONは標高を意味し、5250フィートは約1600m。FOUNDEDは設立された年を指し、1886年は日本の明治19年に当たる
  • シャレが効いたネーミングのロードキル・カフェ。ステーキもサンドイッチも美味しかった。8時から営業しているので朝食にも最適
  • バーとしての営業を始めて90年になるブラックキャット・バー。豊富なラインアップとリーズナブルな価格で今も大賑わいのお店だ
  • 郊外の廃橋を訪れたルート66ファンがマーキングしたようだ。日付が正しいと仮定するなら2003年はすでに通行できなくなっていたと思われる
  • コンクリート製の欄干に残されたお馴染みのサイン。橋の補強は一切していないようなので、いつか崩壊し消え去ってしまうのだろうか
  • ステージコーチ66モーテルのオーナー、リサに何度か連れて行ってもらった牧場。馬に乗ってアリゾナの荒野を自由に散歩できる
  • 隣町のアッシュフォークは人口が400人弱。セリグマン以上にこじんまりとした街だが、1900~1930年の古い建物が多く残されている
  • アッシュフォークのルート66ミュージアム。無料とは思えないほど展示は充実している。訪れたらドネーション(寄付)を忘れずに
  • 1951年に閉業したホテル・エスカランテはアリゾナでも有数の豪華さと評判だった。今はジオラマとしてミュージアムに面影を残す
  • セリグマン近郊のルート66は、現役だったころの雰囲気を色濃く残すといわれている。荒れた路面のノイズを楽しみつつのんびり走ろう
  • 赤い建物が目立つヒストリック・ルート66ジェネラルストア。いわゆる街のよろず屋でセリグマンでの暮らしには欠かせないお店だ
  • セリグマン郊外にある廃橋。ここもかつてはルート66だった。とくに場所を示す案内板はないので並行する跨線橋を目印に探してみよう
  • 2013年に初めて見つけて感動した撮影ポイント。マイル・トレインと呼ばれる大編成の貨物列車、左を走っている道路はルート66だ
  • 標高1600mかつ乾燥した気候、光害も少ないセリグマンは星空も美しい。街の東はずれにある看板とルート66、満点の星を撮影した

セリグマンの見どころは街の中心部だけじゃない!

広大なアメリカを東西2347マイル(3755km)にわたって結ぶ旧国道「ルート66」をこれまで5回往復した経験をもつ筆者が、ルート66の魅力を紹介しながらバーチャル・トリップへご案内。イリノイ州シカゴから西に向かい、見どころの多いアリゾナ州へ。今回は、ルート66復活の街として有名なセリグマンを拠点にした観光の楽しみ方を指南します。

街には便利なスーパーから創業90年の老舗バーまで揃う

ルート66が再び地図へ姿を現すきっかけになった街、そして私がアメリカへ何度も赴くきっかけになった街。泊まってこそわかる魅力も多いことは前に書いたとおりだが、今回はセリグマンでの過ごし方や周辺のスポットにも触れてみたい。

日用品が必要になったら「ヒストリック・ルート66ジェネラルストア」だ。お土産はもちろん、食料品に雑貨にちょっとした工具まで、生活に必要なものがほとんど揃うスーパーマーケットだ。東のフラッグスタッフの街か西のキングマンに行かないと大型の店舗は存在せず、私たちのような旅行者だけではなくセリグマンの人々も頻繁に利用している。他にいくつかあるガスステーション併設のコンビニエンスストアも、他の地域と比較すれば生活必需品のラインアップは多いようだ。

飲食店は前回に書いたとおりレストランからバーまで色々あり、朝食から夜のお酒まで困ることはないし料理のクオリティも上々。なお私のお気に入りは「ロードキル・カフェ」と「ブラックキャット・バー」だ。

ロードキルとは交通事故などに遭い動物が路上死亡することを指すが、当然ながら店名はジョークであり味も雰囲気もスタッフの接客も大満足である。

1900年代にカフェとして営業を始めたブラックキャット・バーは、禁酒法が廃止された1934年にアルコール類を販売する免許を取得、現在も地元の人やセリグマンで夜を過ごす旅行者にとってのオアシスだ。月曜がウォッカで火曜がテキーラといった、曜日ごとにお得なサービスメニューがあり、午前9時オープンなので昼飲みにもピッタリ。両隣がモーテルなので宿泊客がノドを潤しに来ることも多く、ここで仲よくなったルート66ファンもたくさんいる。

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