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購入して半年…DIYでダイハツ「コペンGRスポーツ」を内外装カスタム! 見どころは真っ赤に塗装されたエンジンルームです

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

  • トヨタ コペン GRスポーツ:インパクト絶大のエンジンルーム。赤いパーツで揃えるだけじゃなく、コアサポートやヒューズボックスを塗装しているのもポイント
  • トヨタ コペン GRスポーツ:外装はゴテゴテな印象になるのを避け、リップスポイラーのみでシンプルに仕上げる。正面から見たホイールのツライチ具合も見事だ
  • トヨタ コペン GRスポーツ:ピアスボルトが高級感を醸し出すワーク マイスターの2ピース。ビッグキャリパーとドリルド&スリットのローターが存在感を放つ
  • トヨタ コペン GRスポーツ:リアもフェンダーとタイヤ&ホイールのツライチにこだわる。タイヤはヨコハマのストリートラジアル、Sドライブで前後165/40-16
  • トヨタ コペン GRスポーツ:出口が下を向くデザインの純正マフラーも独特だが、菊池さんはオーソドックスなストレートのテールに交換。音量はいたって静かだ
  • トヨタ コペン GRスポーツ:上質かつスポーティな室内のカスタムも注目に値する。内装は場所によって色を変えつつ生地を張り替え、樹脂パーツも青くペイント
  • トヨタ コペン GRスポーツ:ステアリングは定番中の定番ナルディ・クラシックをチョイス。操作性は当然としてスポーティなデザインもGRコペンにマッチする
  • 3回目となる2024年も秋晴れのなか大いに盛り上がった山形オープンカーフェス。2日目は寒河江ダムに場所を移して開催された
  • トヨタ コペン GRスポーツ:こうして見るとコアサポートを赤く塗った効果がよく分かる。ボンネットダンパーまで同系色で統一するこだわりには感心するばかり
  • トヨタ コペン GRスポーツ:リアはスポイラーもノーマルのままで、ディフューザー類もナシ。とはいえ低い車高のおかげでワイド&ローのフォルムが強調される

ショーカー顔負けのレベルまで作りこまれた1台

2024年10月5日〜6日に山形県西村山郡西川町の弓張平公園で開催され、多くのクルマ好きが集まった山形オープンカーフェス2024。主催の神吉 大さんが「コペン」乗りということもあり、会場には新旧を問わずたくさんのコペンが駆け付けました。その中から、購入して半年という短い期間ながら、ショーカー顔負けのレベルまで作り込んできた、菊池翔基さんのトヨタ「コペン GRスポーツ」を紹介します。

赤を使った見事なコントラストを演出

過去にカスタムを楽しんだマイカーはトヨタ「アリスト」(16系)が2台にトヨタ「ハリアー」(30系)、そしてトヨタ「ヴェロッサ」にトヨタ「エスクァイア」の後期と、大柄なボディを持つクルマが多かった菊池翔基さん。

しかし「オープンカーに乗りたい!」という気持ちを抑えきれず、初の軽自動車かつスポーツカーである「コペン」への乗り換えを決意。内外装からチューニングまでアフターパーツに困ることがなく、ドレスアップ系のイベントで見かけることもあまり多くないため、新たなチャレンジの素材には最適なうえ注目度も高いと思われる。

エアロパーツに関しては比較的シンプルで、ガレージ・ベリーのリップスポイラーのみ。ただし本来は未塗装な部分をペイントするなど、ひと手間を加えることでオリジナリティを追求する。

ボディカラーも純正のパールホワイトのままだが、アッと驚くのはボンネットをオープンした瞬間だ。鮮やかなレッドに塗られたコアサポートをはじめ、随所に赤を使い見事なコントラストを演出する。

車高にも注目

エアクリーナーのフィルターにアーシングのケーブル、オイルフィラーキャップにタワーバーのブラケット。ブローオフバルブの配管やコイルも赤にするほどの徹底ぶりで、よく見れば純正ヒューズボックスのカバーも塗装されている。

ビビッドなエンジンルームに対し、室内は高級感ある大人の雰囲気だ。センターコンソールやドアは部分的に落ち着いた青に張り替え、ダッシュボードはフロントガラスへの映り込みを考慮して黒に変更。ホールド性に優れたレカロのバケットシートにロールケージ、ナルディのステアリングでスポーティなイメージも強調する。

集まったコペンの中で最も低そうな車高にも注目。ファイナルコネクションの車高調とアクスル交換でローダウンし、高級感あるワーク マイスターS1の16インチホイールをキレイに収めている。内側に見えるキャリパーは同じくファイナルコネクションの6ポットで、スリット&ドリルドのローターとあわせて足もとに重厚感を与えている。今後はサイドカナードなど外装の小変更、足まわりのエアサス化が目標だと話す。すべての作業をDIYで行なうのもこだわりの菊池さん、さらなる進化を遂げたGRコペンを目にする日が楽しみだ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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