元色はブルーにベージュのインテリアだった
フェラーリに残されている記録によると、このディーノ246GTは、1973年1月17日にファクトリーをラインオフしている。新車時の仕様は、ボディカラーがブルー・ディーノ・メタリザート(カラーコード106-A-72)、インテリアはベージュ(同VM3234)のコノリーレザーで、それに与えられたシャシーナンバーは「04566」だった。
この04566にはエアコン、パワーウインドウ、スタンダードなクロモドラ製ホイールなどが装着され、アメリカのネバダ州リノにあるモダン・クラッシック・モータースから、アメリカのフェラーリの輸入業者としても知られる、ウィリアム・F・ハラに納車された。
彼はこの04566に特に魅了されたようで、自身のコレクションとして1980年代初頭までそれを所有。その後リノを拠点とする別のフェラーリスタの手に渡るが、彼もまたこのディーノ246GTに多くの愛情を注いでいる。
結果2014年8月にカリフォルニアで開催されたコンコルソ・イタリアーノではディーノ賞も受賞している。ちなみにブルーのボディカラーが現在のレッドに再塗装されたのは1990年代の話であるということだ。さらにこのモデルには、オリジナルの保証カード、サービス請求書、レザーウォレット入りのオーナーズブックを含む履歴ファイルが付属している。
今回のアリゾナ・オークションでは、残念ながら落札には至らなかったこのディーノ246GTだが、RMサザビーズによれば後日プライベート・セールにて新たなオーナーが決まったとのこと。売却価格は、おそらく37万5000〜42万5000ドル(邦貨換算約5850〜6630万円)という、事前に発表されていた予想落札価格のレンジに収まったのではないだろうか。





















































