10月6日は「テンロクの日」でキマリ!
各地で開催される大小さまざまなクルマイベントは、メーカー別、車種別はもちろんだが、俗称や車両型式を日付に置き換えて開催されている集まりも多い。たとえば分かりやすいところでいえば、8月6日は「AE86」型=ハチロクとして大人気の4代目カローラレビン/スプリンタートレノの日。2月3日は日産。あるいは、R32型「スカイラインGT-R」に特化した3月2日や、7月7日の「RX-7」など、その区分けはさまざまである。今回開催された「九州テンロク・ミーティング」も、その名前に合わせて、2024年10月6日に開催されたのだった。
「私の愛車が、いすゞ ジェミニだったので、同じテンロク好きの皆さんが集まったら面白いのでは? と思ったのがきっかけでした。しかも、偶然にも2024年10月6日は日曜日だったのです」
主催者である柘植 智さんは、古くからこの福岡の地で「いすゞミーティング」を開催してきた実績がある。その後、「いすゞスバルプラスオーナーズミーティング」として進化し、今でも開催を続けているのだが、「テンロク」繋がりの新たな出会いの場を、このような形で作ったのだった。
国産/輸入車問わず80台近いテンロク車が大集合
今回初開催となった九州テンロク・ミーティングは、いざふたを開けてみたら予想以上の台数が集まったとのこと。イメージとしては、「シビック」や「CR-X」のホンダ勢。トヨタ勢は王道の「ハチロク」を中心に、兄弟車の「カローラ」「コロナ」「セリカ」「MR2」など。続いて国産で多かったのはマツダ「ロードスター」。そして、日産「マイクラC+C」や「スタンザ」、いすゞ「べレット」といったレア車や、輸入車では、「スーパー7」「ミニ」、VW「タイプ1(ビートル)が来場。
幅広い車両が多く参加したのは、国産、輸入車の区別なく、ノーマルでもカスタム車でも参加OK(暴走族を連想させる改造と痛車はNG)、さらに参加料金は100円という、敷居の低さも関係しているだろう。いずれにしても、「テンロク」という区分けでも、これだけ興味深い車種が一堂に会したのはとても興味深い。

当日の参加者や見学者から、2回目以降の開催希望の声も多数聞かれたようだが、次回の開催は未定とのこと。やはり、この2024年は、10月6日が日曜日だったという奇跡があったからだ。もし要望が多ければ、何らかの策を講じて、今後も継続開催の可能性も無きにしも非ず!? 九州からはじまったテンロクの日は、いつの日か、全国各地に飛び火するような気がしたイベントだった。

















































