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トヨタ「GRヤリス」や「GR86」などオートバックス入魂の4台は必見! スポーツモデル好きにはたまらない注目モデルを紹介します

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

  • 大阪オートメッセ2025の2号館にあるオートバックスのブース。開場した直後から大勢のギャラリーが押し寄せた
  • スポーツカーがある生活をテーマにしたゾーン。車両の詳しいスペックも掲示されている
  • トヨタ GRヤリス:全日本ラリー仕様のGRヤリス。ドライバーはスーパーオートバックス富山南のスタッフだ
  • トヨタ GRヤリス:ナンバー付きなのでレーシングカーのような軽量化はできない。助手席があるのも独特だ
  • トヨタ GRヤリス:縦横無尽に張り巡らされたロールケージ。フル溶接で安全性だけじゃなく剛性も向上する
  • トヨタ GRヤリス:ブレーキはウィンマックスのMN4NR。過酷な耐久レースにも余裕で耐えうる4ポットだ
  • 日産 フェアレディZ:往年のS30を彷彿させるマルーンのボディカラー。エアロパーツはすべて独自に製作した
  • 日産 フェアレディZ:純正のシルエットを大きく変えないのもテーマ。小ぶりなリアスポイラーはカーボン製だ
  • アバルト 595:内外装はA PITオートバックス東雲のオリジナルブランド「イーストクラウド」を多用
  • アバルト 595:カーボン転写したダッシュパネルがスポーティさを演出する。シートは左右ともレカロ製
  • トヨタ GR86:カーボンのエアインテークが目を引くが、パワー系は吸排気とECUだけのライトチューン
  • トヨタ GR86:どれだけいい結果が出ても満足せず進化し続け、ユーザーへ還元することが開発の主目的

競技車両からストリート仕様まで勢揃い

2025年2月7日(金)〜9日(日)にインテックス大阪で開催中の大阪オートメッセ2025(OAM)。2号館にブースを出展したオートバックスは、ゾーンを「スポーツ」と「アーバン」に分け、それぞれのテーマに沿うデモカーを展示していました。開場の直後から大勢のギャラリーが熱い視線を投げかけた、スポーツのカテゴリーに分類される4台を紹介していきます。

全日本ラリーのJNクラス2位入賞のGRヤリス

オートバックスのイメージ色である鮮やかなオレンジにカラーリングされたマシンは、2024年の全日本ラリー選手権でJN2クラスのシリーズ2位と健闘したトヨタ「GRヤリス」だ。車両規則でマフラーやエキゾーストマニホールドこそ純正ながら、モーテックによるフルコン制御で最高出力278ps/最大トルク50kgmをマークする。

荒れたグラベル路でもパワーを確実に路面へ伝えるため、ロールケージはフル溶接してボディ剛性を高めている。なおラリーは競技のなかで一般道を走行することもあるため、車高や排ガスなどは保安基準に適合していなければならない。車両トラブルに対応するスペアタイヤや工具類を積んでいるのも、サーキット限定のナンバーなしレーシングカーとは異なり新鮮だ。

 

スーパーオートバックス浜松が製作したRZ34

最新の日産RZ34型「フェアレディZ」はスーパーオートバックス浜松が製作。コンセプトに掲げた「落ち着いた大人のスポーツカー」に基づき、オリジナルパーツで純正のシルエットを活かしてカスタムする。もうひとつの目玉はECUだ。スーパーオートバックス浜松のお家芸といえるメニューで、乗りやすさを損なわないまま485ps/69kgmを絞り出した。高出力を支えるためフロントのブレーキも、オリジナルの2ピースローターに交換済みだ。

オリジナル車高調で磨きをかけたGR86

トヨタ「GR86」はスーパーオートバックス・サンシャイン神戸の車両で、パワーに頼りすぎずトータルでのセットアップを目標としている。吸排気系はHKSやサードの市販パーツを組み合わせ、ECUはスーパーオートバックス浜松の手でセッティング。

特筆すべきは車高調だ。スピリット製をベースに使ったオリジナルで、スポーティな走りに磨きをかけると同時に、突き上げの少ない快適な乗り味も実現する。クスコがベースのLSDもオリジナルでファイナルは4.5に変更。エアロもHKSとトラストを部位ごとに使い分け、高いクオリティとオリジナリティを両立させた。

 

キビキビ走れるアバルト 595

最後はA PITオートバックス京都四条のアバルト「595」。街乗りからワインディングまでをキビキビ走れる仕様だが、長距離の移動も苦にならないよう快適性にも配慮している。核となるパーツは足まわり。ジール製をベースにA PITオートバックス京都四条が独自のセッティングを施し、スプリングはフロントが6kgでリヤが4kgとソフトながらしっかり粘る味つけだ。

またストリートで重要な見栄えのよさも十分に意識しており、エアロボンネットとリアゲートスポイラーを独自に製作した。それに加えてボディのサイドに貼られた、京都の街を想起させるデカールも要注目だ。

* * *

もういっぽうの「アーバン」にも魅力的なクルマばかりなので、大阪オートメッセ2025の会場へ着いたらまずはオートバックスのブースを目指そう!

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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