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トヨタ「ハイエース」&ワゴンユーザー160台超が「スーパーカーニバルリアルin山口」に集結! 次回「in北海道」の応募締切は6月2日11:00まで!

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(ガスグラフィックス)

  • WAGONISTユーザーが選んだワゴン部門の1位は、日産 エルグランド。日常使いを優先し、足まわりを中心に綺麗にまとめたスタイリングが人気だった
  • 内装をウッドでまとめたスーパーロングが、HIACE Style編集部特別賞を獲得
  • HIACE Styleユーザーが選ぶハイエース部門で見事に第1位を獲得したこのクルマが、最新号の表紙も飾った。キャンピングカーをベースにしたフルカスタムは圧巻
  • HIACE Style編集部特別賞を受賞した「ハイエーススーパーロング」。外観はSADのエアロやエセックスのオーバーフェンダーでまとめつつ、内装はご覧のウッディなライトキャンパースタイルという内外装のギャップが注目を集めていた
  • ハイエースユーザーとワゴン系ユーザーのミーティングため、ご覧のような多様な車種が会場に集まった
  • レーシングマシンを連想させるボディワークで目立っていたホンダ 初代 ヴェゼル
  • ヴォーグやガレージベリーのエアロ、ワンオフオーバーフェンダーやグラフィックなど、派手な外観と対照的な美しい白内装で仕上げたスーパーロング
  • シルキーラベンダーパールで全塗装し、薔薇のエアブラシペイントが施されたトヨタ ハイエース。リアルに表現された愛車のショーボードとの展示が印象的だった
  • ロールーフミニバンの先駆者、ホンダ「オデッセイ」。ローダウンすることでその低いフォルムが強調され、スポーティ感がより高まる
  • この可愛らしい雰囲気からは想像できない迫力のオーディオカスタムが印象的だったダイハツ タントキャンバス
  • イベント当日は快晴に恵まれた
  • 2誌共にエントリー車の全台撮影を敢行。各車の詳細は『HIACE Style Vol.114』と『WAGONIST 2025年7月号』にて!
  • いつの時代もカスタマイズの一番人気はローダウン。車高調、エアサス、キャンバーの有無、そしてホイール選びと、各ユーザーの好みが強く表現される部分だ
  • ハイエースユーザーは、バニング系を源流としたフルカスタムやオーディオといったドレスアップだけでなく、仕事で活用する車両をオシャレにまとめるスタイルなど、ユーザーそれぞれの方向性がダイレクトに表現されていた
  • 会場には、イベントだからこそ見ることができる圧巻のフルカスタム車も多数参加
  • トヨタ ハリアーやプリウスなど、ミニバンだけではなく幅広い車種が参加するのがWAGONISTユーザーの特徴
  • ワゴンといえば、ステーションワゴンが流行した時代もあった。AMGグリルや流麗なボディデザインで、少数ながらも会場内で存在感を放っていた4代目メルセデス・ベンツ Cクラスワゴン
  • タイプのボディバリエーションを持つ200系ハイエースは、カスタマイズの方向性も多様で興味深い
  • ワンボックスやミニバンユーザーは、愛犬家が多い。とくに大型犬と一緒にイベントを楽しむユーザーも多く、充分な積載力を持つ箱車ならではの楽しみ方であることを実感
  • 恒例のじゃんけん大会も実施。豪華賞品が当たるだけに、カーミーティングといえばコレ! というほど、定番かつ人気のコンテンツだ
  • 日産系商用バンの製品を精力的に手掛けるボディラインも、日産 キャラバンとNV200を展示し、トヨタ ハイエースユーザーに積極的に日産車の魅力を提案
  • 2016年の発売時から大人気だったトヨタ CH-Rも、WAGONISTユーザーの支持は熱い
  • アクシススタイリングは、純正以上の乗り心地を追求したパーフェクトダンパーサスペンション装着車を展示
  • ガソリン車のトルク不足を解消するために、スーパーチャージャーキットを独自開発したトライアルは、そのデモ車を展示
  • 310モーターガレージは、SADのエアロをまとい古オーディオカスタムでまとめた新作デモカーを展示
  • ESSEX・CRSも出展
  • スーパーロングのキャンパー特装車をベースにしたMDNマドンナのFCスリーパー
  • OS技研は悪路走行時のトラクション性能向上などを目指したデュアルコアLSDや、さまざまな商品を展示していた
  • wedsブースには、ディッシュモデルの最新版「BAZREIA ID」や、躍動感ある捻りを採用した1ピース「LEONIS JG」などが展示されていた
  • WORKは、2025年1月に発売した最新作の3ピース鍛造ディッシュ「LA ADAMAS」や人気の商用車用ホイールを展示
  • 水素を使ってエンジン燃焼室を洗浄し、蓄積されたカーボンを取り除くことでエンジンの寿命を延ばしたり、燃費向上を図る話題のグッドワンも出展。イベント特別価格だったこともあり、多くの参加者がその効果を試していた
  • 現在のWAGONISTユーザーの主流はミニバンで、とくに人気の車種がトヨタ アルファードとヴェルファイア。この2車種の人気はほかのライバルを圧倒している
  • HIACE Styleユーザーが選んだワゴン部門の1位は、トヨタ アルファード。外装のグラフィックや内装など、圧巻のフルカスタムミニバンだった

2025年は山口県きらら博公園からスタート

交通タイムス社が発行している『HIACE Style(ハイエーススタイル)』と『WAGONIST(ワゴニスト)』は、読者から長く支持されているカスタム系自動車情報誌です。その読者との交流を目的に始まったイベント「スーパーカーニバル」は、2023年度より名称を「スーパーカーニバルリアル」に変更し、全国規模で交流の幅を広げてきました。2025年は、山口県山口市にあるきらら博記念公園にて第4回目を開催。160台以上が集まった大規模なユーザーミーティングの模様をお届けします。

編集部とユーザーとの交流が目的のイベント

交通タイムス社が発行する雑誌で、ドレスアップを楽しむユーザーにとくに支持されているのが、『HIACE Style(ハイエーススタイル)』と『WAGONIST(ワゴニスト)』だ。1994年にWAGONISTが創刊した当時はステーションワゴンが流行しており、スバル「レガシィ」やホンダ「アコードワゴン」、日産「アベニール」などが大人気。それらをカスタムしながらオシャレに楽しむユーザーやクルマを紹介する専門誌だった。

2000年代に入ると流行に変化の兆しがあり、ホンダ「オデッセイ」、日産「エルグランド」、トヨタ「アルファード」といったミニバンへ人気車種は移り変わっていった。その後、各社からセダンとは異なるワゴンタイプの車種が増加したこともあり、主流だったステーションワゴンやミニバンに加えて、トヨタ「プリウス」や「C-HR」といったユーザー層も対象に。それが、現在の幅広いユーザー層へとつながっている。

一方の『HIACE Style』は、職人ご用達クルマとして人気ナンバー1のトヨタ「ハイエース」の専門誌として、2005年に第1号を創刊。実用性と趣味性を両立したカスタムや、車中泊・トランスポーターとしての活用法、あるいは1980〜1990年代に流行したバニング文化の流れを組むカスタマイズなど、ハイエースを中心に日産「キャラバン」も取り入れるなど、商用ワンボックスに特化したドレスアップ情報を届けている。

当日エントリーも含む160台オーバーが参加

2025年3月30日に開催された「スーパーカーニバルリアルin山口」は、この2誌合同によるユーザー参加型のイベントだ。会場となった山口県山口市の「きらら博記念公園」は、2001年に開催された「山口きらら博(21世紀未来博覧会)」の主会場跡地を利用し、現在はスポーツ振興を図る施設として運用されている。

2013年から始まった西日本最大級の屋外音楽フェス「WILD BUNCH FEST.(ワイルドバンチフェス)」の会場としても知られ、その立地や施設環境の良さから、近年ではさまざまなカーミーティングの会場として数多く利用されている注目施設だ。

「スーパーカーニバルリアルin山口」の会場に並んだエントリー車は総勢160台オーバー。地元・山口県や近県の福岡県を中心に、中国地方や九州地方からのエントリーが多数を占めた。当然だが、ユーザーの愛車はハイエース、アルファードとヴェルファイアを中心としたミニバン、そのほかのワゴン勢。当日エントリーでも参加可能という気軽さもあり、幅広い趣向を持つユーザーが、春めいたきらら博記念公園に大集合した。同型車種同士の交流だけでなく、ジャンルの枠を超えた交流の場として、会場内は大いに盛り上がっていた。

8月3日に北海道で開催決定!

しかもこの異文化交流を大切にするため、このイベントのアワード(人気投票)は“ハイエースユーザーが選ぶワゴン”、“ワゴニストユーザーが選ぶハイエース”という、別ジャンルのユーザーによるピープルズチョイスも設定されているのがポイント。それぞれのユーザーが、一体どんな車両やスタイルに興味を持っているのか? そのリアルな答えが見えてくるのも、2誌合同イベントならではの特徴といえるだろう。

なお、このイベントの模様やそれぞれの受賞車両の情報は、2025年4月30日発売の『HIACE Style』が最新号(Vol.114)、同年5月30日発売の『WAGONIST』7月号にて掲載されている。誌面でもこのイベントの雰囲気をぜひ楽しんでほしい。

また、2025年8月3日には、北海道余市郡余市町にある「アップルポート余市」で「スーパーカーニバルリアル 2025 in 北海道」の開催も決定。この山口でのイベントと同様に、豪華賞品が当たる抽選&ジャンケン大会や関係各社の物販ブース、エントリー車全台撮影などを予定している。すでにエントリー受付も開始しているので、応募期間は同年6月2日11:00までとなるので、公式HPをチェックいただきたい。

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