コンパクトで低いコペンGRスポーツならではの日本の道の面白さ
ダイハツがトヨタと組んで作ったスポーツカー、コペンGRスポーツであるだけに操り走る楽しみがあることは言うまでもないでしょう。山崎さんも
「コペンGRスポーツは運転席からの視線が低いので、先の道がどんどんやってくるのがほんとうにリアルに分かって、これが楽しい。コンパクトで取りまわしもいいので日本の道を走る楽しさがさらに増すんです」
とも。
「自分がこうなんだと考えたように、ドライバーとクルマが走ってくれる、これが楽しいんですよデイラリーは」
とは、コペンGRスポーツのオーナーでもあり今回ナビ役の小林さん。急速に進んでいるAI時代になりクルマがすべて全自動運転カーになれば、マイカーで何も考えずに移動できるようになるかもしれません。AIが競技で突きつけられたアベレージ速度遂行のためにドライバーに指示アナウンスすることもできるかもしれませんが、これではスポーツした気にはならないでしょう。

レギュレーションがあり、人と人が競い合うのがスポーツ。規則に見合ったなかで、指示されたアベレージ速度をこなすためにあれこれと考え、ルートを走り抜いていく。これこそが苦しみあればこその楽しみなのでしょう。
老若男女だれもが分け隔てなく楽しめるモータースポーツという点で、デイラリーも世界選手権が望まれるほどの競技だと思えるのです。まずは、ここからラリーの第一歩を味わってみてはいかがでしょうか。
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