究極仕様で最後を飾る！AMG CLA 45 S ファイナルエディション発表
メルセデスAMGは2025年7月1日、CLA 45 S 4MATIC+4ドアクーペおよびシューティングブレークに「ファイナルエディション」を追加しました。日本への導入は未発表ですが、欧州では注文が開始され2025年末まで可能。限定感あふれる意匠と最新のAMGテクノロジーが融合した、まさに集大成と呼ぶにふさわしい一台に仕上がっています。
現行モデルの最後の特別仕様車にふさわしい装備が盛りだくさん
世界最強の量産2L直列4気筒ターボエンジン（421ps、500Nm）を搭載し、0-100km/h加速はわずか4.1秒、最高速度は270km/hに達します。外観には専用の19インチAMG鍛造ホイールやMANUFAKTUR専用カラーが用意され、内装もARTICOレザーとMICROCUTマイクロファイバーを基調に、イエローアクセントが随所に施されています。
メルセデスAMGは、ハイパフォーマンス4ドアクーペ「CLA 45 S 4MATIC+」およびその派生モデル「シューティングブレーク」に、特別仕様車「ファイナルエディション」を設定した。
搭載されるエンジンは、量産車として世界最強を誇る2L直列4気筒ターボチャージャーエンジンで、最高出力421ps、最大トルク500Nmを発生。0-100km/h加速は4.1秒、最高速度は270km/hに達する俊足ぶりを誇る。トランスミッションには8速AMGスピードシフトDCT-8Gデュアルクラッチが採用され、迅速かつスムーズな変速を実現。さらに、AMG独自のトルク可変配分機構「AMGトルクコントロール」を備えたAMGパフォーマンス4MATIC+全輪駆動システムにより、卓越したトラクション性能とドリフトモードも設定する。
この特別仕様車には、MANUFAKTURマウンテングレーマグノまたはナイトブラックユニの専用ボディカラーを設定。外装には「45 S」ロゴ入りデカール（ブラックまたはイエロー）や、イエローリムを備えたマットブラック仕上げの19インチAMGクロススポーク鍛造ホイールを装備。ブレーキキャリパーはグロスブラック塗装にホワイトでAMGロゴが入る。また、シルバークロームの給油口キャップにもAMGロゴを配し、細部に至るまで徹底した造り込みがなされている。
AMGナイトパッケージおよびナイトパッケージIIも選択可能で、ミラーやエンブレム、マフラーエンドを含む各部に高光沢ブラックやブラッククローム処理が施される。風洞実験で開発され、空力性能向上を狙ったエアロパーツを備えるAMGエアロダイナミクスパッケージもオプションで用意される。
インテリアも特別感が溢れる仕上がりである。AMGパフォーマンスシートにはARTICOレザーとMICROCUTマイクロファイバーを組み合わせ、イエローステッチがアクセントとして施される。ヘッドレストには「45 S」刺繍が入り、センターコンソールには「45 S Final Edition」エンブレムが光る。
ステアリングホイールもナッパレザーとMICROCUTの組み合わせで、アルミ製AMGトリムやイエローAMGロゴを配してスポーティな演出が際立つ。ドアシルプレートはブラックベースにイエローでAMGロゴが点灯し、フロアマットにも「45 S」の文字とイエローステッチが施されるなど、視覚的にも上質感を高めている。なお、現段階では日本への導入は発表されていない。
AMWノミカタ
今回の「CLA 45 S 4MATIC+ファイナルエディション」は2019年に発表された2代目（C118）をベースにしているが、今年の3月に3代目CLA（C178/174）が発表されたことにより、いよいよ新型モデルに引き継ぐときがきたということだろう。
3代目のCLAはBEVと48VシステムによるMHEV（マイルドハイブリッド）モデルがまず発表される。AMGによるハイパフォーマンスモデルもおそらく登場すると思われるが、パワートレインの違いからも2代目とは大きくキャラクターが異なるのではないだろうか。
世界最強の2L直列4気筒ターボのパワートレイン、8速AMGスピードシフトDCT-8Gデュアルクラッチ、ドリフトモードなどを搭載したこのモデルは、官能的なガソリン車のフィーリングを味わえるCLAの最後のモデルとなる。日本への導入は発表されていないが、最後を飾るにふさわしい充実した装備内容のモデルである。
