アルファ好きだったがミケロッティデザインに惹かれてイギリス車を購入
アルファ ロメオ「GT」や「159」にも乗っていたこともあり、当初は古いジュリエッタスパイダーに惹かれていたという南さん。そこに「知人が手放すクルマがあるが興味ある?」と、岡田さんから連絡があったのが2019年のことだった。
「持ってきてくれた話はトライアンフのスピットファイアでした。見た目はイタリアンじゃないですか。早速京都まで見に行きました」
英国車でありながらもジョヴァンニ・ミケロッティデザインのスピットファイアの優美なスタイルは、南さんの琴線に触れた。
そうしてスピットファイアを譲り受けることが決まった。
「ちょうど6月にイベントがあるから、引き取りついでに参加してみたら?」
とコッパディ京都に誘われる。土日2日間開催のイベントで、金曜日に京都でクルマを引き取り、そのまま雅子さんと参加した。
アナログ計測で楽しむ「ピッタリ」の喜び
「ラリー中にあるPC競技(Prove Cronometrate:イタリア語でタイムトライアルの意)で何度かピッタリ!プラスマイナスゼロになった時の嬉しさはたまらないですし、夜のパーティでは色々な方とお話しするのも楽しいですね」
雅子さんがルートマップにある指示を出しながら、ふたり一体となってクラシックカーラリーの楽しさに魅せられた。
「PC競技用の専用の計測機器もありますが、私たちはアナログのストップウォッチを買って、それで楽しんでいます。クラシックカーでの楽しみですので、アナログな計測でピッタリ走れるよう頑張ろうと思っています」
スピットファイアとの出会いがあったから、夫婦共通の趣味がまたひとつ増えたと笑顔を見せてくれた南さんご夫妻であった。










































