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ランボルギーニ「ムルシエラゴ ロードスター」がオークションで1億円超え!入札の勢いが相場高騰を確信させる

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TEXT: 山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)  PHOTO: 2025 Courtesy of RM Sotheby's

クーペとは異なる進化を遂げたロードスター

最初に登場したムルシエラゴは、6192ccの排気量が設定された588ps仕様のV型12気筒DOHC48バルブエンジンを6速MTと組み合わせて搭載したもので、駆動方式はビスカスカップリングをセンターデフに使用した4WDであった。ボディはルーク・ドンカーヴォルケによってデザインされたクーペのみが用意された。

だが、ランボルギーニは開発段階からムルシエラゴのラインアップに、ディアブロにも用意されていたオープン仕様の「ロードスター」を追加設定する計画を持っており、2003年の北米国際自動車ショー(デトロイト・ショー)では、そのデザインコンセプトカーともいえる「ムルシエラゴ バルケッタ」を発表している。そして翌2004年、ここで紹介する生産型の「ムルシエラゴ ロードスター」がジュネーブ・ショーで世界初公開されたのだ。

そのロードスターは、ただシンプルにクーペのボディからルーフを取り去っただけのモデルではなかった。フロントウインドウはさらに傾斜が強められ、また全高を低く再設計するなどにより、よりスポーティーなスタイルを実現。ルーフの代わりには、ほぼ緊急用ともいえる簡易なソフトトップが与えられた。オープン化による剛性低下を補うためにボディは十分に補強され、サスペンションのセッティングやブレーキシステムも、ロードスター独自のものとなっている。

希少な6速MTが注目を集める理由

今回RMサザビーズがアブダビ・オークションに出品したムルシエラゴ ロードスターは、アメリカ仕様2006年式の6速MTバージョンだ。ランボルギーニは2003年にシングルクラッチ式のセミAT「eギア」をムルシエラゴに導入しているが、現在では6速MT仕様の価値にマニアの注目が集まっている。これは、どのスーパースポーツ・メーカーの作品にも共通する事情でもある。RMサザビーズによれば、この出品車と同様のアメリカ仕様の6速MTモデルはわずかに38台、ほかの市場向けを加えても、世界で69台が存在するのみであるという。

イビス・ホワイトのボディカラーにブラックレザーのインテリアを組み合わせる出品車。そのオドメーターが刻む走行距離は1万8900マイル、約3万400kmという数字だ。2023年にはクラッチ交換を含む大規模な整備が行われていることも、見逃せないセールスポイントのひとつであった。

50万ドル〜60万ドル(邦貨換算約7700万円〜9240万円)の予想落札価格が提示されて始まったオークションは、60万ドルのラインを超えてもなお終わることはなく、最終的な落札価格は65万1875ドル(邦貨換算約1億78万円)を記録するに至った。クラシックカー市場におけるランボルギーニ・ムルシエラゴの価値は、確実に高まりを見せているようだ。

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