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行動を走れるF1マシン、フェラーリ「F50」が約14億円で落札されるワケとは!?

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TEXT: 山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)  PHOTO: 2026 Courtesy of RM Sotheby's

新車価格5000万円だったF50が跳ねた!
快適性を捨てた超スパルタンが14億円!!

今回RMサザビーズが、アリゾナ・オークションに出品したF50は1995年11月に完成されたものだ、S/N(シャシーナンバー):10464。フェラーリの記録によれば、それは349台中60番目に生産されたモデルであるという。ロッソ・コルサのボディカラーとネロ(黒)を基調色とするインテリアは、F50ではもっとも一般的な仕様である。

マラネロからアメリカのカリフォルニア州のカスタマーへとデリバリーされたこのモデルは、その後、ビデオゲーム開発で巨額の富を得たテキサス州在住の人物の所有となる。彼はダラスにあるチューニング・ガレージ、ノーウッド・パフォーマンスでツインターボ仕様へと改造。だが、2000年代半ばに彼の手を離れたのを機に、オリジナルのF50へと再生されている。

現在までにわずか8195マイル(約1万3187km)を走行したのみという出品車には、取り外したハードトップを収納するための専用ケースや、オプションのロールバー付きソフトトップ、取扱説明書が付属されている。さらに、Tod’s製のF50専用の希少なドライビングシューズも付属していた。

RMサザビーズはこのF50に700万ドル~900万ドル(邦貨換算約10億8923万円~14億44万円)のエスティメート(予想価格)を掲げた。最終的な落札価格はこのレンジに収まる880万5000ドル(約13億7010万円)という数字に達している。

ちなみにF50は日本には33台が正規輸入されたが(諸説あり)、この時の新車価格は5000万円にすぎなかった。その価値がいかに高騰したかを、最後に付け加えておこう。

※為替レートは1ドル=155円(2026年2月21日時点)で換算

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