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究極の着地仕様! ナニワの落とし屋が手掛ける極低ハイエース

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TEXT: 木村隆之(KIMURA Takayuki)  PHOTO: 木村隆之(KIMURA Takayuki)  FACT CHECK: 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)

  • トヨタ ハイエース:DRスタイルオリジナルの新作ビレットホイール「D2」。装着サイズは前後ともに8.5J×20 +30
  • トヨタ ハイエース:足まわりのハイドロユニットは1ポンプ2バッテリーの4リンク仕様
  • トヨタ ハイエース:フロアもかさ上げされており、着地仕様であることがうかがえる
  • トヨタ ハイエース:ヘッドレス仕様のDRスタイルのシートカバーが装着されている
  • トヨタ ハイエース:フロント同様ヘッドレストレス仕様に。ベースが純正とは思えないほど、シンプルでプレーンなベンチシートが展開されている
  • トヨタ ハイエース:着地仕様となったことで、インナーフェンダーもガッツリ加工している。そしてそのフィニッシュの美しさもご覧のとおり。ドアを開けたときの美しさにも一切妥協がないのが感動だ
  • トヨタ ハイエース:隣のミドリ号との大きな違いは、フロント20インチ、リア22インチという「前後異径履きの着地仕様」な点だ
  • トヨタ ハイエース:外装にはTスタイルのボンネットとワイドルックバンパーを加工装着し、さらに3型用のフォグランプをINしてワンオフのフロントリップを装着している
  • トヨタ ハイエース:ホイールに合わせてフェンダーを叩き出し、ワイド化されたリヤフェンダー。あくまで「純正っぽく仕上げる」コンセプトのため違和感がなく一見すると気付きにくいほど
  • トヨタ ハイエース:2ポンプ2バッテリーの仕様。4輪をひとつで上げ下げする1ポンプに対し、2ポンプは前脚と後脚をそれぞれひとつずつが担うため同時に前後を上げることができる
  • トヨタ ハイエース:室内に目を向けるとDXベースにも関わらず、運転席はスーパーGLのシートに交換。さりげなくも快適性への追求はとどまることを知らないのがカスタムの真髄だ
  • 大阪で絶大な人気を誇るカスタムショップ「DRスタイル」。彼らが手掛けた、極限まで車高を下げる「着地仕様」のトヨタ「ハイエース」
  • トヨタ ハイエース:タイヤはミネルバ(225/30R20)。ブレーキには415コブラのキットをフロントのみ装着している
  • トヨタ ハイエース:DRスタイルのサイドストライプが入る
  • トヨタ ハイエース:フロントにTスタイル製のボンネットとワイドルックバンパーを加工して装着

20と22インチの前後異径履き! 極低ハイエースのカスタム術

「ナニワの落とし屋」の異名を持ち、大阪で絶大な人気を誇るカスタムショップ「DRスタイル」。彼らが手掛けた、極限まで車高を下げる「着地仕様」のトヨタ「ハイエース」2台をピックアップします。独自のハイドロリクスや匠のボディワーク、そして前後異径ホイールのセッティングなど、ハイエースカスタムの最前線と深淵なる魅力を余すところなくレポートします。

ナニワの落とし屋が手掛ける極限の「着地仕様」

「ナニワの落とし屋」の異名をとるDRスタイル。こちらはトヨタ「ハイエース」を中心に、各種ボディカスタムやハイドロリクス、生アシの加工などを行う大阪で人気のカスタムショップだ。

そんなDRスタイルが誇る、ミドリとシロのハイエース。ミドリは「なにわのミドリエース」と称されたショップデモカー。もう1台のシロは「SUKE☆ACE」と称された、同ショップでカスタムされたユーザーカーである。

どちらの足まわりにも、DRスタイルが手掛けたハイドロリクス(以下ハイドロ)が装着されている。コンセプトは、カスタム好きが敬意を込めて称する、いわゆる「着地仕様」だ。では、それぞれの特徴を紹介していこう。

フロアかさ上げの大手術と新作ホイールが光るミドリエース

まずはミドリ色の「なにわのミドリエース」から。こちらの外装は、フロントにTスタイル製のボンネットとワイドルックバンパーを加工して装着し、リアもTスタイル加工としている。サイドステップの後端には、さりげなくDRスタイル製ワンオフのステンレス製サイド出しマフラーも装着。リアゲートはフルスムージングされている。

注目の足まわりであるハイドロユニットは、1ポンプ2バッテリーの4リンク仕様だ。ここで注目したいのが、究極の「着地仕様」を実現するための過酷なボディワークである。極限まで車高を下げると、足まわりやデフ、プロペラシャフトなどがフロアパネルに激しく干渉してしまう。そのため、干渉する床そのものを切り取って上方向へ作り直す「フロアのかさ上げ」という大手術が施されているのだ。外からは見えない部分にこそ、DRスタイルの凄みが隠されている。

ホイールにはDRスタイルオリジナルの新作2ピースホイール「D2」を装着している。こちらはオーダーでJ数から作ることができる仕様で、デモカーには8.5J×20 +30を装着。タイヤはミネルバで、サイズは前後ともに225/30R20だ。余談だが、このD2に合わせたビレットステアリングも現在製作中というから、こちらも楽しみである。

ブレーキにはビッグローターを備えた415コブラのブレーキキットを装着。リアはドラムケースを塗装して商用車感を払拭している。

さらに室内に目を向けると、DRスタイルオリジナルのシートカバーが装着されていた。天井もブラックのレザーで張り替えられ、Dピラーにはダイコックスのスピーカーが装着されている。シートは純正だが、ヘッドレストがレス仕様になっており(同様にノーマル仕様もあり)、低くクールなアメリカン仕様にはまさにピッタリだと感じた。

前後異径ホイールを限界サイズで履きこなすSUKE☆ACE

そしてもう1台のシロ色の「SUKE☆ACE」も紹介しよう。こちらも外装にはTスタイルのボンネットとワイドルックバンパーを加工装着し、さらに3型用のフォグランプをINしてワンオフのフロントリップを装着している。

隣のミドリ号との大きな違いは、フロント20インチ、リア22インチという「前後異径履きの着地仕様」な点だろう。低く走る限界サイズであり、これ以上大きなサイズだとバランスが崩れるという点から導き出した、20+22インチの組み合わせだ。ホイールにはアメリカのビレットホイールであるSCHOTTを装着していた。

しかも、ここまで細部にわたり完璧に仕上げたにもかかわらず、これからリメイクに入るという。聞けば、ボディカラーを特殊な色にオールペイントした後、ドアノブ類もスムージングし、ホイールもワーク製に交換するなど、まさに内装以外は全面リメイクとなる予定だそうだ。

カスタム好きの飽くなき追求心には本当に驚かされる。その完成形にも期待したい。

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  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 1960 年生まれ 大学卒業後ベストカーガイド編集部勤務。1990年オートスポーツ誌に転職、1992年F1速報誌(アズエフ)編集長。1995年月刊ビデオマガジン編集部に転職、1996年ベストモータリング編集長(のち局長兼務)。2005年ネコパブリッシング・イベント本部長/4輪編集局長兼務。2015年交通タイムス社に転籍、2020年より現職(総編集局長)自動車の分野に問わずオールマイティだが、特に旧いモータースポーツとクラシックカーに造詣が深い。愛車は1969年DATSUN Fairlady SRL311/YAMAHA RD250ほか

 

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