新型エルグランドのカスタマイズ像をCGで検証
ついに価格とグレードが明らかになった新型日産「エルグランド」。そこで気になるのはカスタマイズの可能性です。実車検証やアフターパーツの展開はこれからという段階だからこそ、自由な発想でスタイルを先取りしました。スポーツ、プレミアム、リフトアップ、US仕様など、あらゆる方向性をCGによる予想で具現化した5つのパターンをご紹介します。
新型発売に合わせて広がる5パターンのカスタマイズ構想
ついに価格やグレード、詳細な仕様が解禁され、夢から現実へと一気に加速した新型日産 エルグランド。次に見るのは、思い思いにカスタマイズされて街を走る姿だ。
2025年のジャパンモビリティショーで話題をさらったあの1台は、従来のエルグランドらしさをしっかりと継承しながら、トヨタ「アルファード」およびトヨタ「ヴェルファイア」に真っ向勝負を挑む覚悟も伝わってくる。その存在感への期待は大きい。
となれば、「もし今、カスタムしたらどうなるか」を検証してみたくなる。まだ実車検証もこれからであり、パーツも未知数だ。それでも想像は止まらない。スポーツ路線に振るか、シンプルな高級路線か、それともUSテイストでまとめるか。まだ存在しないカスタムを、CGを用いて先取りで可視化した。未来の正解が、ここにあるかもしれない。
大型バンパーとGTウイングを備えたスポーツスタイル
まず制作したのは、LEDを備えた大型のフロントバンパースポイラーとカーボンリップスポイラーを装着したスポーツスタイルだ。バンパー開口部も大きく取り、スポーツテイストが際立つスタイリングに仕上がっている。
リアのバックドアのルーフ部分にはGTウイングを装着してスポーティさを強調。フロントグリルにはシャンパンゴールドを配色し、その存在感をアップさせた。サイドにはグラフィックを大胆に配置し、ホイールはホワイトの5本スポークを投入している。
このスポーツスタイルをベースに、マットグレーで全塗装を施したのが「プレミアムスポーツスタイル」だ。色を変えるだけで、大きくイメージが変わる好例である。ちなみにフロントグリルの部分はブラックにペイントして顔を引き締め、別体感を強調している。ボンネット上のエンブレムも撤去し、すっきりとした顔周りを演出。主張しすぎないのに、圧倒的に強いスタイルとなっている。
王道のシンプルスタイルとタフなリフトアップ仕様
より現実的なアプローチとして、フロントバンパー下にカーボンリップスポイラーを配置し、ホイールをインチアップしてシンプルに攻めたスタイルも作成した。
車高を落として、個性的で小さなリップスポイラーを装着するだけでも十分に様になる。やりすぎない美学が一番カッコいいと感じるオーナーも多いはずだ。結局のところ、これが一番人気の王道スタイルとなりそうだ。
打って変わって、車高を上げてバンパーガードやシュノーケルを配置するなどし、タフなイメージに仕上げたのがリフトアップ(アゲ系)スタイルだ。ルーフにはキャリアを設置してコンテナや荷物を載せるなど実用的なイメージに仕立て、力強いフォルムに導くことに成功している。完全に外遊び仕様への大変貌だ。さらにマット系の色で塗れば、もはや別ジャンルといえるほどのタフさを備える。
ステッカーなどの小物使いで空気感を演出するUSスタイル
最後は、大胆にもUS(北米)スタイル系でカスタマイズしたCGだ。フロントにはハーフスポイラーとフラップを装着し、ハーフスポイラー部分はステッカーボムでアクセントを加えた。
ボンネットにはバグガード、ルーフにはキャリアとフェアリングを装着してその空気感を出す。ホイールもボディカラーに合わせてホワイトでコーディネートした。これらの要素を組み合わせることで、一気にUS感が漂う。大がかりな作り込みよりも、小物やステッカーで独自の空気感を演出する。このスタイルは、一度ハマると抜け出せない魅力を持っている。
クルマのカスタマイズとは、オーナーの数だけ正解が存在する自己表現のキャンバスである。素材としてのポテンシャルの高さを感じさせる新型エルグランドが、今後アフターパーツメーカーの手によってどのように料理され、リアルなストリートに解き放たれていくのか。日本のミニバン・カスタマイズシーンが、再び熱く盛り上がる予感がしてならない。

























































