高級スポーツカーにふさわしい質感を備えた次世代モデル
2026年5月16日と17日の2日間、AICHI SKY EXPO(愛知県国際展示場)で開催された「オートメッセ in 愛知 2026」。日本を代表するスポーツシートメーカーであるブリッドのブースでは、話題の新素材「NUGRAIN(ヌグレ)」を採用した最新プロトモデルがお披露目されました。スポーツシートに高級感と実用性を高次元で融合させた、大人のための新シリーズを詳しく解説します。
ブリッドがもっとも力を入れる高級志向の新素材
ブリッドのブースでは、ずらりと並んだ各種モデルに実際に腰かけて座り心地を確かめることができる体験型の展示を実施していた。さらには自身が駆るレースマシンにブリッドのシートを採用していることでも知られる土屋圭市もブースに登場した。限られた時間ではあったが2日間ともサイン会と撮影会を開催し、大勢のファンが詰めかけたブースには常に黒山の人だかりができていた。
そんなブリッドがこのオートメッセ in 愛知 2026のために急ピッチで開発し、会場で初披露してくれたのが話題の新素材「NUGRAIN(ヌグレ)」を採用した完成したばかりのプロトモデル3種である。2モデルは直近でのリリースが確実な状態にまで仕上がっており、もう1モデルはヌグレの特性を巧みに応用したこれまでにないギミックが絶妙だ。そのそれぞれの詳細をチェックしていきたい。
そもそもヌグレという素材は、アキレスが開発した表皮材で、本革のヌバックに近い触感(手ざわり)と、高級感が薫るしっとりとした風合いを合わせ持った素材である。本革に近いのだが合成皮革のPVCだから汚れに強く、メンテナンス性も優秀だ。
またPVCにしてはやわらかな素材となるのも特徴で、タフなレースで使用するというよりは、高級感やコンフォート性に重きを置ける素材として、ブリッドがいまもっとも力を入れて推している注目の新素材である。
スポーツ性能とラグジュアリーを両立する新定番
そんなヌグレを採用した新モデルとして、直近で発売開始となるのが「ガイアスIII ヌグレ」と「ジータIV ヌグレ」の2種類だ。レース向けリクライニングシートのガイアス、フルバケットのジータIVにあえてオシャレ系素材であるヌグレを採用した仕様となっている。これはたとえばポルシェやレクサスのスポーツ系など、サーキットへ行くわけではないけれど走るクルマだし、高級感も欲しいというオーナーへとくにおすすめである。
市販化は少し先になりそうだが、開発が鋭意進行中なのが「ヌグレ ギャラクシー」だ。ツヤ消しブラックのベース生地を背面などに採用し、表面などにはそこにパールを混ぜ込んだ生地をあしらうという、ヌグレパールとヌグレの2トーン仕上げである。見る角度や光の受け方によってキラリと輝くその素材感は、かなり上品でこれまでになく新鮮だ。
上級感を高めるヌグレシリーズは今後の展開にも期待
3モデルとも色味は落ち着いたトーンで、デザインもシックな大人系だからインテリアの上級感をワンランク引き上げるのにもぴったりである。
スポーツシートに高級感とオシャレさを融合させたヌグレシリーズは、今後もさらに拡大しそうな気配が濃厚だ。ハイエンドスポーツカーへのスポーツシート搭載を考えているのであれば、ブリッドのヌグレは見逃すわけにはいかない新定番になりそうだ。























































