名作マンガに登場する伝説の改造車プラモデルがリニューアルする
「車大好き、女の子大好き、夜遊び大好き!」。そんなキャッチコピーとともに、昭和から平成のクルマ好きを熱狂させた不良たちのバイブル『シャコタン☆ブギ』。作中を彩った個性豊かな街道レーサーたちは、当時の若者たちの憧れそのものだった。あの頃の熱気と興奮をそのまま1/24スケールに凝縮した伝説のプラモデルが、令和の現代に待望の復活を果たす。色褪せない名車たちのディテールに迫り、その魅力を深掘りする。
多くのクルマ好きを熱狂させた『シャコタン☆ブギ』の世界観が蘇る
青島文化教材社(以下、アオシマ)から、楠みちはる氏による人気マンガに登場する車両を立体化した名作キットのリニューアルが発表された。
同シリーズの題材となっている『シャコタン☆ブギ』は、楠みちはる氏によって描かれた大ヒット作品である。主人公のハジメとコージが車高を極限まで下げた「シャコタン」のトヨタ「ソアラ」に乗り込み、夜の街へ繰り出してはナンパや騒動を巻き起こす青春を描いたクルマ漫画の金字塔だ。当時の若者の間で一大ブームとなり、作中に登場する派手な改造車たちは多くの読者の憧れの的となった。
今回の「シャコタン☆ブギ」シリーズ再始動では、そんな不良っぽくも魅力的な劇中車たちのなかから、復活第6弾および第7弾として2つの人気車種が2026年10月に発売される予定となっている。
白と青のツートンカラーが美しい「道秋のケンメリ」を細部まで再現する
シリーズNo.06として登場するのは、「道秋のケンメリ」である。ベースとなっているのは、日産「スカイライン(C110型・通称ケンメリ)」だ。
ホワイトのボディ下部を鮮やかなブルーで塗り分けたツートンカラーが最大の特徴であり、ローダウンされた極低車高と相まって、当時の街道レーサー(公道を走る改造車)のスタイルを見事に体現している。全長は約185mmと、ディスプレイ時の存在感も十分だ。価格は3520円に設定されている。
妖艶なパープルボディが目を引く「京子のジャパン」の存在感を堪能する
シリーズNo.07として同時発売されるのが、「京子のジャパン」である。こちらは日産 スカイライン(C210型・通称ジャパン)をベースとしており、作中の紅一点である京子の愛車として知られる。

どこか妖艶な雰囲気を漂わせる深みのあるパープルのボディカラーに、赤いホイールが強烈なアクセントとなっている。全長は約190mmで、リアにそびえ立つウイングや迫力のフロントマスクなど、見どころの多いキットに仕上がっている。
価格はケンメリと同じく3520円だ。公式のリリースには「今夜もくりだす夜の街!」とあるが、当時この作品に熱狂した若者たちも、いまではすっかり落ち着いた大人になったことだろう。
「今夜は夜の街ではなく、自室でプラモ作り!」へとライフスタイルは変わってしまったかもしれないが、胸の奥にあるクルマへの情熱は当時のままだ。週末の夜は夜遊びの代わりに、名作キットを組み立てながら懐かしい青春時代に浸ってみてはいかがだろうか。
































