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キャンプ場の往復が単なる移動じゃなくなる! 探してみたら結構あった「MT」設定のあるSUVとは

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: 日産自動車/トヨタ自動車/マツダ/Auto Messe Web編集部

SUV王国のマツダはMT車も豊富にラインアップ

 しかし国内自動車メーカーでMT車のラインアップが豊富なのはマツダだ。なにしろMT比率は2019年12月~2020年2月期のデータで約69%を占めるロードスターは当然としても、CX-8とMX-30を除くすべての車種にMTを用意している。欧州市場に強い自動車メーカーであることもその一因だが、やはりマツダの掲げる人馬一体の走り、クルマを意のままに操れるという意味では、マツダとしては売れる売れないに関わらず、良心としてMT車を設定しているということだろう。またマツダが得意とするトルクが太いクリーンディーゼルとMTの相性がいいことも、MTをあきらめない理由と考えられる。マツダCX-3のフロントスタイル

 実際、マツダのSUVだけを見ても、下からCX-3、CX-5、CX-30に6速MTの設定がある(もちろん、マツダ2、マツダ3、マツダ6にも!!)。話は逸れるが、ロードスターやマツダ2(旧デミオ)ならいざ知らず、上級セダン&ワゴンのマツダ6(旧アテンザ)にまで6速MTを設定しているあたり、マツダの走りへの情熱、欧州寄りの考え方が伺える。

6速MT+ディーゼルターボ&2WD仕様の人馬一体感は格別に楽しい

 では、マツダCX-3を例に、ATとMT車のドライブフィールの違いについて触れてみたい(4WDの6速MTの例)。CX-3シリーズのなかで車重的にもっとも重くなる4WDの6速ATモデルは、加速時に悪い意味ではない重さ(重厚さ)を感じさせるものの、スムースさと終始ドシリとした安定感が持ち味。対して2WDの6速ATモデルはまるで上級スポーティクーペに乗っているかのような、軽やかで滑らかな走りっぷりが魅力となる。だが、重量がかさむ4WDでも6速MTと組み合わせることで、2WDの6速ATモデルと同レベルの軽やかでファンなドライビングフィールを味わうことができるようになる。マツダCX-3の走り

 ドライバビリティも遜色なく、4速1000rpm後半でも使えるフレキシビリティを持ち合わせ、6速MTのコクッと小気味よく決まるゴキゲンなシフトフィールは、変速する楽しみさえもたらしてくれるほどなのだ。しかも、加速中のディーゼルのエンジンノイズの高まりは4WDの6速ATモデルに比べて気にならず、ディーゼル感のなさという意味では2WDの6速ATモデルに匹敵。無論、人馬一体で意のままの走りをCX-3のMTで味わいたいのなら、2WD+6速MTの組み合わせがより魅力的になるはずだが……。北米仕様のCX-3のMT

 最後に付け加えるならば、最近のMTは”昭和”のMTと違い、クラッチは軽めでミートもしやすく、エンジンの低速トルクも十分にあるため、かつてのMTより段違いにクラッチ操作がしやすく、走りやすくなっている。技術の進化でMT車でもACC(アダプティブクルーズコントロール)が用意される車種もあり(さすがに渋滞追従はなし)、とくに高速クルージングでの快適さはAT車に迫るものがある。

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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