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高齢者の送迎に適した軽カーの条件とは? 足腰が弱ると乗降しづらい軽自動車も合わせて紹介

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

スズキ・アルト/ダイハツ・ミライース(OEMモデル含む)

 中古軽自動車なら、例えば全高が低めの先代スズキ・アルト(全高1500mm)、ダイハツ・ミライース(全高1500mm)、初代スズキ・アルトラパン(全高1510mm)あたりだ。それらのOEM車、つまりマツダ・キャロル(マツダ版アルト)、トヨタ・ピクシスエポック(トヨタ版ミライース)なども含まれる。スズキ・アルト

 背の高いスーパーハイト系軽自動車を運転することに抵抗があったとしても、せめてハイト系ワゴンのスズキ・ワゴンR(先代、5代目で全高1660mm〜)のような軽自動車を選びたいところである。

ホンダ・バモス

 一方、リヤスライドドア車でも、かつてホンダの軽自動車にあったバモスのような特殊な駆動レイアウトを持ち、フロアが高いクルマもあるので要注意。ホンダ・バモス

 ホビオという遊び心満点の一般ユーザー向けグレードになると、FFでも最低地上高が190mmもあり、当然、足腰の弱った高齢者に不向きなフロア高になってしまうのである。

三菱i

 三菱のアイもフロアが高く(EVのアイミーブ用に床下にバッテリーを敷き詰める要件があったため)、425mmもあるから、ここでの条件としては向いていない1台となる。三菱i

 古めのワンボックスタイプの軽自動車もリヤスライドドアこそ備えていてもフロアは高めだから遠慮したいところである。ちなみに足腰の弱った高齢者に推奨するスーパーハイト系軽自動車のスライドドア部分のステップ/フロア地上高は、ホンダN−BOX=360mm、スズキ・スペーシア=345mm、ダイハツ・タント370mm、日産ルークス&三菱ekスペース=360mm。足腰の弱った高齢者に適したステップ/フロア地上高(段差なしも必須)の基準として、覚えておいてほしい。

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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