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「レクサス」の「アウトドア仕様」にトヨタの本気「モータースポーツ」が凄すぎた! 「SEMA Show 2022」を振り返る!

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TEXT: iconic  PHOTO: トヨタ自動車/レクサス/日産自動車

目が離せなかった2022年のSEMA

 アメリカ・ラスベガスで恒例となる「SEMA Show 2022」が2022年11月1日から4日まで開催された。これは米国自動車用品工業会(Specialty Equipment Market Association)が主催する、世界最大のアフターパーツトレードショーだ。

GRブランドでモータースポーツ推しのトヨタ

 近年、「GT-R」や「スープラ」、「ランドクルーザー」などをはじめとした、日本車や日本車ベースのチューニング&カスタムカーの人気にともない、自動車メーカーやパーツメーカーなど数多くの企業が出展している。トヨタとレクサス、ホンダ(アキュラ)、日産は常連。そのなかでもトヨタとレクサスは、話題の「GR86」やスープラ、新型「RX」や「LX」などをベースとしたチューニングカーやオフローダーなどを多数展示し注目を集めたので紹介しよう。

 トヨタ(現地法人)はモータースポーツを起点としたクルマづくりを推進するTOYOTA GAZOO Racingの、レースやラリーから得た知見をコンセプトモデルや市販車に反映させた「GR」のラインアップを今年のショーで提案した。

 出展されたのは、世界ラリー選手権レースカーであるGRヤリスRally1にインスパイアされ、ラリーのための装備に特化し不要な部品を取り外し軽量化を図っているカスタマイズカー「GRカローラ ラリーコンセプト」。

 1万ドル(邦貨換算約150万円)の予算で制作した、1/4マイル(約400m)の直線でタイムを競うドラッグレースを10秒台で駆け抜ける双子のカスタマイズスープラ「GRスープラ ’10セカンド ツインズ’」。

 市販車GR86をベースにフォトグラファーであるラリー・チェン氏が自宅の工房で制作したという「GR86 デイリー ドリフター」。そして、TOYOTA GAZOO Racing North Americaが2023年から開催を予定しているワンメイクレース(GR Cup)の参戦車両「GR86カップかー」となる。

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