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車中泊には「ミニバン」より「SUV」が活躍する!? 後席フルフラット可能なモデル6選

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: AUTO MESSE WEB

ホンダCR-V

 ホンダCR-Vも3列シート仕様が揃うミッドサイズSUVだが、7人乗りモデルなら、2/3列目席がフラットかつ低く格納できるため、段差最小限のフルフラットアレンジが可能。

 荷室から格納した後席までの奥行きは1950mmに達する。そのフラット度は完璧に近い。そろそろCR-VはZR-Vに移行するので、新車でCR-Vを手に入れたいのなら、お急ぎを。

スバル・フォレスター

 悪路の走行性能に定評ある、Xモードを搭載したスバル・フォレスターも車中泊に向く1台。後席格納時の荷室からの奥行きは1860mm。

 同じ国産ミッドサイズSUVのエクストレイルやCR-Vほどではないものの、身長180cmの人でも無理なく寝られ、フロアもほぼフルフラットだから、快適に中心で着られるはずである。

ホンダ・ヴェゼル

 と、ここまでミッドサイズ以上の国産SUVの車中泊対応について説明してきたが、例えば、フィットベースのコンパクトSUVであるホンダ・ヴェゼルも、後席をフラットに格納すると、荷室からの奥行き1680mmほどのフラットスペースが出現。

 後席のヘッドレストを逆付けすることで、身長172cmの筆者でも、無理のない姿勢で足を延ばし、寝ることができた。天井の高さも最低770mmあるので、お座敷としても使いやすそうだ。

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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