人生最後の住処として楽園を手に入れた遊び人
今回のインタビューでも「NO CAMP, NO LIFE」と掲げてくれたジョニーさん。キャンプ好きが高じ、2022年には自分だけのフィールドを手に入れて新たな生活をスタートさせたそうだ。
「私は品川区で生まれたのですが、キャンプやバイクに夢中になるにつれ、少しずつ都心から離れた土地へと移り住み、2022年には終の住処として自然が残る茨城県の守谷市に家を建てました。その理由は犬との生活と趣味を楽しむスペースが欲しかったからで、自分では“Johnny’s BASE”と呼んでいます。180坪の土地をフェンスで囲って住居とガレージ、ドッグランとして使っているのですが、イメージとしては個人のキャンプ場みたいな感じですね」
「保護犬としてわが家にやってきた北海道犬の北斗(ホクト)、甲斐犬の虎太郎(コタロウ)と虎鉄(コテツ)の3匹が自由に走り回り、愛用のキャンプ道具と8台のオートバイを納めたガレージは自分が求めていた夢でもあります。庭で焚火をしたり、星空を眺めながらお酒を飲んだりと、非日常を日常として楽しめる生活は本当に幸せなこと。キャンピングカーも別荘として有効利用できるので重宝しています」
理想の自宅を手に入れたことでデメリット(?)もあるようだ。
「でも、最近は自宅の庭で過ごすことが多くなり、あまりキャンプ場に行かなくなりました(笑)。仕事から帰ると奥さんや愛犬たちとノンビリと過ごし、週末になればキャンプやバイクの仲間たちが集まって楽しい時間を満喫する。中学生のときにキャンプと出逢わなければ、今の生活はなかったと思います。これからもキャンプを楽しみ、多くの仲間たちと楽しい時間を過ごして行きたいですね」
ジョニーさんはキャンプと出逢ったことで人生が楽しいものへと変わり、還暦を迎えた今もキャンプやバイクを満喫している。その姿はキャンプ好きの憧れであり、目指すべきスタイルなのかもしれない。