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【1充電576km走行可能】599万円からのアウディの電気自動車「Q4 e-tron」の運転が楽しいヒミツとは?

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TEXT: 藤野太一(FUJINO Taichi)  PHOTO: 河野敦樹/アウディ ジャパン

前後重量比はほぼ均等かつ後輪駆動で運転も楽しい

走行フィールは、BEVゆえの静粛性の高さ、レスポンスのよさ、加速のスムースさは言うまでもない。走行中の回生ブレーキの強さは、ステアリング裏側に備わるパドルシフトで4段階に調整が可能。また、アウディ初というBモードを備えているので、DからBへとシフトすれば、最大レベルの回生ブレーキが得られる。最終的に完全停止はしないので、ドライバーあくまでブレーキペダルを踏む必要はあるが、走行中はいわゆるワンペダルに近いドライブ感覚が味わえる。

アウディQ4e-tronの内装

試乗車は19インチタイヤ+標準サスペンションを組み合わせたベースモデルだった。乗り心地はソフトで、路面からの大きな入力に対する揺れもすぐに収まる。一見すると背の高いSUVだけれど重心が低いこともあり、ステアリングをゆっくり切り込むと、ロールも少なく安定した姿勢でコーナリングする。前後重量配分はほぼ均等な48:52で、かつRWDということもあいまって、運転がとても楽しいクルマに仕上がっている。

150kW急速充電器ネットワークは約210拠点に

気になる充電に関しては、200Vの普通充電の標準は3kW、オプションとして最大8kWまで対応。急速充電はCHAdeMO規格の94kWに対応している(2022年8月末現在)。アウディ ジャパンはポルシェジャパンとともに独自の150kW急速充電器ネットワーク「プレミアム チャージング アライアンス」を展開しているが、先日新たにフォルクスワーゲン ジャパンの加入が発表された。

これによりドイツ輸入車3ブランドを足し合わせた約210拠点にある、222基の90kWと150kWの急速充電器が段階的に使用可能になるという。これだけの急速充電ネットワークがあれば、ますますBEVの利便性が高まるだろう。

2022–2023 日本カー・オブ・ザ・イヤーは、日産サクラ/三菱eKクロスEV。インポート・カー・オブ・ザ・イヤーはヒョンデIONIQ5。デザイン・カー・オブ・ザ・イヤーはBMW iXと、奇しくもBEVが主要な部門を占めた。このQ4 e-tronのような手頃なモデルの導入も続き、今年はさらにBEV旋風が巻き起こることは間違いなさそうだ。

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