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「ザクII」仕様のダイハツ「アトレー」は水陸両用!? 「ハイルーフテント」ではなくて「ボート」でした

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: AMW編集部

遊び心もプラスした移動する探検基地

働くクルマとして人気のダイハツ ハイゼットカーゴ&アトレー。そのアトレーをベースに動く探検基地として、さらにもう1歩奥地へ進んでいけるようなイメージをプラスしたのが「ATRAI WILDRANGER」だ。
災害派遣時にも活躍できるようなワイルドな雰囲気を持ったエクステリアデザインが大きな特徴で、ボディ下部をチッピング塗装としたほか、クラッティングパネルを追加することで荒地での走行でもボディ面へのキズを最低限に抑える処理が施されている。

また足元にはトーヨータイヤのオープンカントリーR/Tを装着し、1インチリフトアップしたサスペンションに加え、ベース車が4WDモデルということも相まって高い走破性を実現。小回りが利くコンパクトな軽自動車という利点も生かし、どこまでもアクティブに走ることができるイメージをプラスしている。

ルーフにはボードが搭載されている

そして一番のこの車両の特徴となっているのがルーフだ。一見するとハイルーフ化がなされているように見えるが、じつはこのルーフはボートとなっており、左右の留め具を外すことで簡単に下ろすことが可能となっている。ダイハツATRAI WILDRANGERのリアスタイリング

ワークライトに見えるバーライトもじつはボートの照明。ボートを使用する際に点灯できるよう、スイッチと電源はボート側に備わっているのだ。

車内はソロキャンプを楽しめるような工夫がなされており、助手席を取り外すことで車内に2メートルを超える広い空間を実現。ドアとリアのウインドウはパネルに換装され、左側リアのパネルには換気扇を埋め込むことで車内で火を使うような調理をしても安心な配慮がなされている。

そしてフロントシートのカバーはライフジャケットも兼ねており、ボートに乗るときはカバーを外して着用できるようになっているのも本格的だ。

ボディサイドには6代目アトレーを意味する「06」の文字が入れられているが、デザインを担当した蓮本啓太さんによると、ガンダムに登場するモビルスーツ「MS-06」、つまりザクIIのオマージュという意味も含まれており、ボディカラーのダークグリーンもそれを意識したという遊び心もプラスされている。

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