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2代目スズキ「ジムニー」を末永く楽しむパーツ満載!「ジムケンタック」のサビない部品とは

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

  • ジムケンタックのジムニー

  • 新製品のフロントフェンダー
  • ジムケンタックのジムニー

ジムニーは旧型もまだまだ大人気

インテックス大阪で開催された「OAM2023」。おそらく会場で唯一と思われるJA11型スズキ「ジムニー」を出展したのは、創業35年という歴史を持つ大阪府の「ジムケンタック」だ。

維持に欠かせないアイテムをリリース

現行型のJB64/74を中心に空前の大ブームが続くジムニーだが、旧規格と呼ばれる1998年10月より以前に生産されたモデルも、根強いファンが多く依然として高い人気を誇っている。とはいえ生産終了から相当な年月が経過しており、廃版になる純正パーツも増えてきたとのことだ。

そこでジムケンタックは、JA11を長く乗りたいファンに向け外装品を製作。FRPのフロントフェンダーやリアゲートから供給をスタートさせた。デザインは純正を踏襲し国内生産でクオリティも妥協せず、金属製ではないので純正フェンダーのように腐食する心配もない。

新製品のフロントフェンダー

新作アイテム以外にも魅力的な製品をラインアップ

展示車はジムケンタックが力を入れるレストア事業による作品で、JB23以降は消えてしまったソフトトップを備えたモデルだ。新作のフェンダーとリアゲート以外のオリジナルパーツも見ていこう。

まずフロントは艶消しブラックに塗装され、質実剛健なイメージを与えるスチール製ストレートバンパーと、エンジンルームへ走行風を取り込みつつ見た目もスパルタンなSSグリルが目を引く。リアも同じくストレートバンパーに交換され、マフラーはオリジナルのステンレス製を装着する。

機関部は自社のリビルトエンジンにハイフロータービンを組み合わせ、トラブルの不安を払拭しつつ扱いやすい特性に仕上げた。サスペンションは自社の2インチアップキットを使い、走破性と乗降性と走行安定性をハイレベルでバランス。古いジムニーではお約束といえる各部のサビも丁寧に修復され、文字どおり「生涯の相棒」と呼ぶに相応しいフルレストア車だ。

夏に向けてエアコン関連のアイテムも検討中

ちなみにジムケンタックでは次なる一手として、JA11のエアコン関連パーツの製作と販売も計画しているとのこと。夏の暑さは年を追うごとに厳しくなっており、水温や油温は問題なくとも乗員が音を上げてしまう。古いからといって快適性を諦めるのではなく、当たり前に乗れるクルマに仕上げてこそ本当のレストア。JA11をはじめ旧型ジムニーを再生したい人は、腕自慢の職人が数多く在籍するジムケンタックに相談してみよう。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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