メーカーによるカスタムコンセプトや最新EVも見どころいっぱい
大手自動車メーカー各社の最新モデルやコンセプトカーもOAMの花形です。ダイハツのびよーんと伸びる「ハイゼットジャンボ」や、三菱の人気の最新モデル「デリカミニ」のアウトドアカスタムなどにも人だかりができていました。こけし的には、TOYOTA GAZOO Racingブースに展示されていた佐々木雅弘選手のAE86「スプリンタートレノ」も要注目。AE92後期用4A-Gエンジンを160psまでチューンして搭載していました。
こけしはカリフォルニアが好きなのですが、ホンダの先代&現行型「シビック」はアメリカのフリーウェイを流している姿が一番カッコいいと思っています。ホンダアクセスが展示していた「シビックe:HEVスポーツコンセプト」は参考出品のエアロパーツを装着して、さらにスポーティな雰囲気に。こんなクルマを乗りこなすオトナになりたいものです。裏側までじっくり観察してました。
最新のEVを集めたコーナーには、BMWや日産、マツダ、三菱、VWなど日本ですでにおなじみのメーカーのEVに加えて、日本に再上陸を果たしたヒョンデの「IONIQ 5」や中国のBYD「ATTO 3」も展示。これまでの中韓のクルマのイメージをくつがえす未来的・先進的なデザインで、ここにも人だかりができていました。
クルマもオネーサンもみんなの撮影マナーの良さに感動
3日間で20万人以上という盛況で終わった2023年のOAM。会場は来場者でごった返していたものの、人だかりができているブースでも大きな混乱はなく、みんな譲り合ってクルマを撮影していたのも、こけしの心に残りました。
きれいなお姉さんのいるブースで壁のように人が集まっていても、一昔前のような殺伐とした雰囲気はありません。コロナ禍で「ソーシャルディスタンス」がみんなに浸透したのもあるでしょうし、目立たないながらも、各ブースでスタッフの人が頑張って人ごみをコントロールしていたおかげでもありそうです。
また、工具など物販のブースでは会場限定の特別セールも行われていて、クルマやパーツの資料とともに、お土産をたくさん買って帰った人も多かったようです。
文字通り、「クルマ文化の祭典」として大盛況だった大阪オートメッセ2023。1日ずっといても飽きることはないどころか、3日間の会期中、毎日遊びに行っても楽しめるイベントでした。来年の2月もインテックス大阪で会いましょう!