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彼女がトヨタ「100系チェイサー」に「GR86」を増車したのはなぜ? ドリフトだけでなくグリップ走行を極めた先にあるものとは

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 加茂 新

ドリフト出身の28歳女子がGR86でグリップ走行に挑戦

北海道に住む北川翔子さんは、もともとドリフトをやっていたという28歳。砂川や千歳などを舞台に、クルマはトヨタ100系「チェイサー」で4年ほどドリフトをしていて、競技会などにも参加していたそうだが、最近「GR86」を新車で購入した。2023年6月に十勝スピードウェイで開催された「クルーズ」主催の走行会で話を聞いてみた。

ゆくゆくはA級ライセンスを取得したい

北川さんはドリフトのほかにもカートを楽しんだり、バイクにも乗ってきたものの、4輪車のグリップ走行をしたことがなく、そのために「GR86」を新車で購入したのだった。

「グリップ走行でのサーキットは2023年5月に十勝スピードウェイ・クラブマンコースを初めて走りました。今日は初めてのジュニアコースです。まだまだ慣れていませんがゆくゆくはA級ライセンスを取得して、いつかはレースに出たいと思っています。なのでまだクルマはほぼノーマルのままです。サーキットが走れるようにブレーキパッドだけACRE800Cに交換しました」

ほぼノーマルのままサーキット走行を楽しめる

彼女のGR86のグレードはRZ。純正状態でタイヤはミシュラン・パイロットスポーツ4S、サイズは前後とも215/40R18を履く。絶対的グリップ力が高いわけではないが、このタイヤはスポーツ走行にも十分に対応できるので、そのままサーキットを楽しめるのもGR86の魅力だ。

シートもRZの表皮は滑りにくく、サポート力も高いのでスポーツ走行にある程度対応できる。ドライビングポジションもスポーツ走行に適したポジションが取りやすい。

まさにブレーキパッドだけスポーツ対応品に交換すれば、サーキット走行ができてしまうのだ。ちなみに車載映像は助手席後部にステーを付けてスマートフォンで撮影しているそうだ。

チェイサーとGR86の2台体制で楽しんでいく

今後はHKSの車高調を導入予定。ホイールもSSR GTX01に交換して、サーキット走行にさらに対応した仕様にしていくという。今回の走行会では模擬レースにまで参加して走りを楽しんでいた。

「ちなみにチェイサーも手元に残していて、そちらは毎年見た目をリニューアルして楽しんでいます。いまはJTCC仕様にしようと思ってモディファイ中です。そちらも楽しんでいますし、グリップ走行もこれから存分に楽しみたいと思います」

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  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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