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筑波1分切りのマツダ「RX−8」はエアコン付きのストリート仕様! 車にハマってメイドのコンセプトカフェまでオープンしたオーナーのこだわりとは

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 宮越孝政

  • 2004年式RX-8マツダスピードバージョンと、オーナーの“エイトリアン”さん
  • 購入から19年、元のスタイルを崩さずストリート仕様にこだわり進化させてきた
  • かつて開催されていたマツダスピードカップに初参加で3位を獲得したときの感動からタイムアタックにハマっていった
  • ルーフはカーボン化
  • GTウイングもカーボン
  • トランクリッドもカーボンで軽量化
  • サイドポートチューンやコンピューターはRE雨宮
  • 吸排気もRE雨宮
  • ナンバー付きでエアコンが装備されていて、快適性や安全性を損なわないストリート仕様
  • 現在では自身でRX-8のみのタイムトライアル形式のイベント、「エイトリアンカップ」を主宰している
  • ボディサイドには各サーキットでのタイムが刻まれたステッカーが貼られていた

クルマ好きのためのメイドコンカフェ「RB160」のオーナーの愛車はRX-8

クルマ好きのメイドさんが接客してくれる横浜・関内のコンセプトカフェ「RB160 YOKOHAMA」。クルマ好きが話せる場を作りたい! と思い店舗オープンにまでこぎ着けたオーナーも、もちろんクルマ好きだ。マツダ「RX-8」でタイムアタックに挑み続ける“エイトリアン”さんに、RX-8を選んだ理由やタイムアタックに目覚めたきっかけなどを聞いた。

2004年にRX-8 マツダスピードバージョンを新車購入

ペンネームにもあるように、今でこそRX-8ひと筋でタイムアタックというイメージが強いエイトリアンさんだが、最初からRX-8、もといスポーツカーが好きだったというわけではないそうだ。もともとクルマは好きであったが、スポーツカーでガンガンサーキットを走るというタイプでもなく、RX-8の前はスズキ「エスクード」に乗っていたという。

そんなエイトリアンさんがRX-8と出会ったのは家族の勧めがあったからとのこと。「ロータリーといえばRX-7」そんな意識もあったそうだが、気になったのでまずはディーラーで試乗してみたところ、その走りの良さに好感触を持ったとのこと。しかし、ノーマルではイマイチ見た目が好きになりきれず、買うまでには至らなかった。

しかし、ディーラーでマツダスピード仕様のRX-8の存在を知り、「これならカッコイイじゃん!」と感じたそうだ。そうすると同じエアロパーツを装着した限定車「マツダスピードバージョン」の用意が1台だけできるとディーラーに言われたのだ。1週間回答を待つと言われ、悩んだ末に2004年、RX-8を新車で購入したのだった。

タイムアタックに開眼し今では自分でイベントも主宰

そんなエイトリアンさんがタイムアタックにハマる契機となったのが、以前開催されていたマツダスピードカップだ。いわゆるタイムトライアル形式のこのイベントは、ライセンスなしで手軽に参戦できるものであった。エイトリアンさんは初めて参戦で3位を獲得(本人いわくたまたま)。このときの表彰式での嬉しい気持ちがとても印象深かったそうだ。そしてサーキットライセンスを取得し、タイムを短縮することにハマっていったとのこと。

現在では自身でRX-8のみのタイムトライアル形式のイベント、「エイトリアンカップ」を主宰しているが、自身が初イベントで表彰された嬉しさを多くの人に味わってほしいという思いから、エイトリアンカップでは必ず表彰式を行うことが、こだわりのひとつなんだそうだ。

徹底的に軽量化しNAロータリー車で筑波1分切りを達成

タイムアタックをメインとしているエイトリアンさんだが、ナンバー付きでエアコンが装備されていて、快適性や安全性を損なわないストリート仕様にこだわっている。その理由は「普段乗りできなくなってしまったら乗らなくなるから」とのことだ。

しかし、サイドポートやコンピューター、吸排気系をチューニングしているとはいえ、比較的ローパワーのRX-8で速いタイムを刻むには軽量化が必要不可欠だとエイトリアンさんは言う。そのため軽量化にはこだわっているそうだ。ストリートでの実用は考慮しつつも装備を簡素化。ルーフやトランクなど、各所をカーボンパーツに変更し1060kgという重量を実現している。

2022年末に筑波サーキットで念願の1分切りを果たしたというエイトリアンさん。サイドには各サーキットでのタイムが刻まれたステッカーが貼られていた。今後はメインとなる筑波サーキットはもちろんだが、各国際サーキットでタイムをさらに更新していきたいと語っていた。

* * *

「後進の人たちにマネしやすい、マネされても安全なクルマ造り」をテーマに掲げ、ストリート仕様という自身のレギュレーションを設けてタイムアタックを続けていくエイトリアンさん。そのカスタマイズや姿勢はスポーツ走行を楽しむRX-8ユーザーの参考になるはずだ。

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