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マツダ「ファミリアバン」にFC3S「RX−7」のロータリーを移植! RE雨宮が手がける昭和旧車がエモい

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

当時らしさも大切にしたチューニング

また、すべてを新しくするのではなく、当時らしさも大切にしたチューニングとして、ウェーバーのキャブレター45φをセットしているのもポイントだ。これによって引き出した最大出力は210psにもなる。ちなみに、このエンジン載せ替えに伴ってトランスミッションの変更が必要不可欠となり、ここにはSA22C型サバンナRX-7用を組み合わせているということだった。

また、純正のただ柔らかいだけのプアすぎるサスペンションについては、SA22C用をベースに強化を兼ねたチューニングをフロントのみに施している。一方、リアについてはリーフスプリング式のままで、RE雨宮独自のアップグレードはさせてはいるが、このままでは満足していないため今後の課題になっているという。また、パワーアップに伴ってブレーキ性能の向上は必須だが、これについてもFC3S用のブレーキシステムを組み込んで対応させている。

昭和のクルマを象徴するファミリアバン、そして、ロータリーエンジンの組み合わせは、当時を知る世代にとってはそそられる。ちょっとくすんだホワイトのボディカラーも昭和テイストを十分に演出している。個性的なルックスを持つRE雨宮ファミリアバンは、その見た目も乗り味も抜群に楽しめる1台として見事に改良、再生、復活を遂げた。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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