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20代が「マツダスピードアクセラ」でサーキット走行に開眼! 300馬力にパワーアップして目標は筑波8秒台です

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TEXT: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)  PHOTO: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)

  • 2009年式マツダスピードアクセラとオーナーの“ヒカル”さん
  • ハッチバックのスタイルと利便性、スポーティさが好きなのだとか
  • A PITオートバックス東雲の走行会には6回ほど参加しているという
  • ホイールはWORK EMOTION CR Kiwamiで、これはサーキット用だという
  • 車高調はBLITZ ZZ-Rをセット
  • 2本出しマフラーをセット。出口のチタンカラーがスポーティなリアルスタイルを演出
  • 吸気系もチューンされている。ECUも書き換え済み
  • レカロのフルバケットシートを入れたいと語ってくれた
  • これまでMT車しか乗ったことがないそうだ
  • リアブレーキのローターが拡大されている
  • マツダ アクセラのホットハッチバージョン「 マツダスピードアクセラ」

第7回A PITサーキットチャレンジ走行会in筑波サーキットコース2000が開催

カー用品の販売だけでなくチューニングやミーティングなど、オーナーを楽しませることにも力を入れている東京のA PITオートバックス東雲が2024年2月23日に開催した「第7回A PITサーキットチャレンジ走行会in筑波サーキットコース2000」。100台以上が集まった中から、今回はマツダのホットハッチ「マツダスピードアクセラ」に乗る20代のオーナーに話を聞いてみました。

A PITオートバックス東雲の走行会でサーキットに興味を持ち、クルマをカスタム

数年前にスズキ「スイフトスポーツ」から2009年式マツダ「マツダスピードアクセラ」に乗り換えたという“ヒカル”さん。ハッチバックからハッチバックへ乗り換えた理由は、

「ハッチ系のスタイルが好きだということと、人が乗れてある程度快適性がありつつ、ちょっとスポーツ寄りのクルマがいいなと思って」

と言う。そんなヒカルさん、以前のスイフトにはほとんど手を入れていなかったそうだが、A PITオートバックス東雲の走行会をきっかけにサーキット走行に興味を持ち、それにともないクルマにも手を入れるようになったのだそうだ。

「走行会に6回くらい参加しています。“アクセラじゃん”って思われつつ、走ったら“えっあんな速いの!?”って思わせたいなっていうのがコンセプトです。前回は電子制御を切り忘れてしまって1分10秒くらいだったんですけど、ドライでちゃんと制御を切ってやれば9秒ぐらいはいくかなと思っています。プロの方に走ってもらった時は8秒台だったので、それが目標ですね」

パワーアップにともないローターもサイズアップ

ヒカルさんがサーキット走行を楽しむために加えた変更は、車高調をBLITZ ZZ-R、ホイールをWORK EMOTION CR Kiwami(サーキット用)にしたのに加え、吸排気&ECUの書き換えなどで想定300psへとパワーアップが図られている。このノーマル比30ps以上のパワーアップに対応するため、リアブレーキのローターも変更されているという。

「リアブレーキのローターを大きくするために、ローター径の大きいマツダのプレマシーのキャリパーサポートに付け替えて、ローターを280mmから300mmにアップしています。今後に関しては、ある程度満足できることはやっちゃったんで、もうちょっとサーキット寄りの足に換えるかといったところですね。あと、ちょっと安く売ってたからレカロシートのレールだけ買ってしまったので、レカロのフルバケットシートを入れたいです。もう完全にそっちの方向にいっちゃってますね」

小学校からの友人とクルマ遊びを楽しんでいる

20代でマツダスピードアクセラのある生活を楽しんでいるヒカルさん。なかなか若い世代がクルマに興味がないと言われる昨今だが、彼がクルマ趣味を楽しめている背景には、このイベントにも一緒に参加している「シビックタイプR」乗りの友人の存在があるようだ。

「クルマ好きなのが珍しいねとはよく言われますけど。小学生からの付き合いの友人とずっとクルマの話をしてきて、この走行会も一緒に来てますし、こういうところを変えたよとか、中古パーツ屋さんにこういうのがあるから一緒に行こうよ、みたいな情報を共有していて。もうずっと前からそんな感じで楽しんでいます」

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