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30年の歴史ある「パルサー全国ミーティング」に90台集合! 北は青森、南はオーストラリアから集まった会場で特に目立った2台を紹介します

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)

  • このパルサー・ミーティングには海外からも参加者が……!
  • さすがに最近街中で見かけることの少なくなったパルサーだが、ここでは現役バリバリの車両だということもわかる
  • このミーティングの主なイベントとしては2時間ほど延々と行われるじゃんけん大会だけ、であるが、各参加者はオーナー同士の交流の時間を楽しんだ
  • パルサーGTI-Rでパイクスピークへ参戦するサムライ・スピードの神子選手は、このパルサー・オーナーへの感謝を直接伝えに来た
  • 榎本雄大さんの日産パルサーGTI-R :パルサーならではの故障も一通り経験しており、ちょくちょく止まってしまうことで、通勤車両としての使用については会社からNoを言いつけられたということも
  • 榎本雄大さんの日産パルサーGTI-R :ここではお披露目できないが、もちろん分類番号2ケタのナンバー。やはり昭和・平成時代から車両を所有しているというのもお気に入りポイントのひとつ
  • 榎本雄大さんの日産パルサーGTI-R :ボンネットフードにはダンパーを装着するなどオリジナルのカスタムも
  • 榎本雄大さんの日産パルサーGTI-R :めったに見ないこのエアロもお気に入りだが、このパルミでは同じエアロを装着した車両に遭遇してしまうらしい
  • 榎本雄大さんの日産パルサーGTI-R :運転席にはバケットシートを入れ込んでいるものの、助手席はきちんとバケット形状の純正シート
  • 今回、日本各地からパルサー・オーナーたちが集まり、さまざまな情報交換が行われた
  • 青山茂樹さんの日産パルサーGTI-R:ボンネットの塗装ハゲはGTI-Rの個体に多くみられる症状だが、この車両は特に激しいかもしれない
  • 青山茂樹さんの日産パルサーGTI-R:ボンネットだけでなくボディ全体に塗装ハゲがみられる
  • 青山茂樹さんの日産パルサーGTI-R:小さな車両が好きで、ラリーを目指したクルマというのも面白そうだと、仕事用ではなく自分用として初めて購入した車両だそうだ
  • 青山茂樹さんの日産パルサーGTI-R:ダッシュボードの劣化具合も半端ない。「長い年月をともにしてきた味が出てきている」とも
  • 青山茂樹さんの日産パルサーGTI-R:ノーマルが一番といいながらも、見た目はいろいろと変わっている。なんとなく、しかたなく、とくにこだわりもなくという感じだろうか?

1994年から30年にわたり開催中

日産「パルサー」のオーナーが年に1回集まっている「パルサー全国ミーティング(通称パルミ)」が2024年も無事に開催となりました。この全国ミーティングは北は青森から南はオーストラリアから(!)集まってワールドワイドに展開され、今回はN14、N15パルサーを中心に過去最高となる89台が集結しました。新車から所有しているオーナーも取材したのでお届けします。

サムライ・スピードの神子 力選手も来場

2024年5月3日(金)、山梨県北杜市にあるサンメドウズ清里スキー場の第三駐車場で「パルサー全国ミーティング」が開催された。この日は目の前に富士山を拝むことができるほどの素晴らしい好天に恵まれた。毎年5月3日は、日産「パルサー」の全国ミーティングがこの清里で開催されている。初回開催が1994年。コロナ禍と東日本大震災の時には未開催だったが、それでも30年という長きにわたって開催されていることになる。

このイベントのテーマとなる日産パルサーは、1978年に「チェリー」の弟分的な位置づけの車両として登場以来、2000年まで5世代にわたって国内で発売された車両である。ボディタイプも3ドアハッチバック、4ドアセダン、5ドアハッチバックなどを中心にラインアップが構成されていた。

パルサー全国ミーティングへの参加条件は、現役オーナーはもちろん、過去に乗っていた方も含め、パルサーが好きなら誰でもOK。さらにパルサーの兄弟車などの日産FF車オーナーもOKということで、「エクサ」などの姉妹車、さらには「サニー」や「ブルーバード」なども参加が可能となっている。

今回のミーティングでもその中心は4代目(N14)および5代目(N15)パルサーであったが、過去最大となる89台がこのイベントに参加した。わざわざこのミーティングのために海外から来日した参加者もいるほどで、旧車のミーティングではあるけれども、比較的若いオーナーが多く参加しているのが印象的だった。

さらに今回は、この6月にアメリカ・コロラドで開催されるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(2024年6月23日決勝)に、1991年式日産パルサーGTI-Rで参戦予定のサムライ・スピードの神子 力選手もこの会場に訪れた。というのも、神子選手の33年ぶりの参戦に向けての車両制作の際にオーナーグループの協力なしでは成立しなかったからだという。まずは参戦前にあいさつを兼ねてということで来場。さらに参戦後の2025年のイベントにもできればその参戦車両を持ってきてお披露目したいと語っていた。今回そのパルミの参加者の車両をピックアップしてみた。

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