「ワークスフェンダー」、「ダックテール」、「SSRメッシュ」という三種の神器を装備
カスタムカーのビッグイベント東京オートサロンが2025年も1月10日~12日に開催され、3日間で累計25万人を超える来場者を数えました。ブースには合計で850台を超える車両が展示された中から、今年も絶好調なリバティーウォークのブースで発見したテスラ「モデル3」のコンプリートカーを紹介します。
優等生的なアメリカ製EVがワークススタイルに変身!
リバティーウォークのブースに何台も並んだコンプリートモデルの中にテスラ「モデル3」を発見。聞けば2024年11月のSEMA SHOWでデビューしたコンプリートモデルで、今回は日本向けにブラックボディで新たに製作した1台。屋内でかつブラックボディということで、パッと見は比較的シンプルに見えるが、大きく張り出したワークススタイルのオーバーフェンダーにダックテール風のリアリップが備わっており、全体的に日本のワークススタイルをテスラ モデル3に見事に落とし込んでいるのだ。
ちなみに今回同じ東京オートサロン2025の会場で、ヨコハマタイヤのブースにもホワイトボディのテスラ モデル3をベースとしたリバティーウォークのコンプリートカーが展示されていたが、見比べてみるとボディカラーによる雰囲気の違いがよくわかるはずだ。
オーバーフェンダーやエアロの装着で腰高感を解消
リバティーウォークにとって初のEVをベースとしたコンプリートモデルということで、「LB E-WORKS」という新たなジャンルを設立。そんな「LB E-WORKS TESLA Model3」と名付けられたこのコンプリートモデルのキット構成は、フロントのハーフスポイラーにリアディフューザー、ワイドフェンダー、サイドディフューザー、そしてダックテールウイングとなっている。
構成パーツは決して多くないのだが、ノーマルでは腰高なイメージのモデル3がこの少数ながらも的確にボディメイクするパーツたちによって、見事にロー&ロングなフォルムに変身している。またフロントにラジエターグリルのないEVだが、エアロパーツとの相性も驚くほど良く、こういうワークススタイルのようなオールドスクールなスタイルにもよくマッチしている。
足元に装着されるのはフルブラックのSSRメッシュ
ちなみにヨコハマタイヤのブースに展示されていたホワイトボディのテスラモデル3は、アドバンスポーツ V107ホイールを装着していたが、今回紹介するこちらのブラックボディには、スポーク&リムともにブラックペイントされた19インチのスピードスターメッシュをチョイスしている。
そう、じつはリバティウォークが本当にやりたかったスタイルはこちらのスタイルというわけだ。「ワークスフェンダー」「ダックテール」「SSRメッシュ」というジャパニーズテイストでカスタムされたアメリカのEVは、確実にリバティウォークの世界観をまとった1台となっているのだ。
* * *
東京オートサロンで見逃したという人に朗報。2025年2月7日〜9日に開催される大阪オートメッセにリバティーウォークの出展が決定。西日本のリバティーウォークファンだけでなくカスタムファン必見の最新作の現車をその目で見ることができるチャンスだ。いまなら前売りのチケットが好評発売中。