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スズキ「キャリイトラック」を「サニー」顔にスワップしたら「サニトラ」!? 昭和レトロを演出できるキットは流行の予感大です!

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TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)

  • スズキ キャリイトラック:、fusionのキットでフロントマスクをサニー風のヘッドライト&グリルに交換した車両
  • スズキ キャリイトラック:キットのフロントフェイスはAピラー後部から一体のフロントパネル、ヘッドライトベゼル一体のグリル、そしてフロントバンパーで構成
  • スズキ キャリイトラック:フロントにチンスポイラーを追加し、よりサニトラ感を高めている
  • スズキ キャリイトラック:シュピーゲルのサスペンションで車高を下げたうえで、懐かしい14インチのスターシャークホイールに165/50R14サイズのシバタイヤを組みわせて装着
  • スズキ キャリイトラック:古いナショナルのロゴや「ナショナル坊や」が描かれ、かなりディテールにもこだわっている
  • スズキ キャリイトラック:昭和の時代、多くの店舗で好まれたのは、コンパクトなのに荷台の広い「サニトラ」こと日産「サニートラック」だった
  • スズキ キャリイトラック:水色・白・赤の通称「ナショナルトリコロール」と呼ばれたボディカラーが再現されている
  • スズキ キャリイトラック:、fusionのキットでフロントマスクをサニー風のヘッドライト&グリルに交換した車両

ナショナルトリコロールの電器店サービスカー仕様

カスタムカーのビッグイベント東京オートサロンが2025年も1月10日~12日に開催され、3日間で累計25万人を超える来場者を数えました。ブースに展示された合計で850台を超える車両の中から、今回は懐かしのナショナルカラーにペイントされた電気屋さん仕様の軽トラ、スズキ「キャリイトラック」を紹介します。

イメージしたのはサニトラ配達車

東京オートサロンの会場を歩いていて発見したのは、どこか懐かしさを感じる軽トラックだ。昔懐かしい町のナショナル電器店で働いていた配送車をオマージュしたカラーリングやデザインは、古いナショナルのロゴや「ナショナル坊や」が描かれ、かなりディテールにもこだわっている。

どこか既視感を覚えたのは、水色・白・赤の通称「ナショナルトリコロール」と呼ばれた3色で塗り分けたボディカラーだろう。昭和の時代には街中で必ず見かけたカラーリングだ。そんな車両を製作したのは、軽カスタムで有名なシュピーゲルがプロデュースする「fusion」ブランドということで、お話を伺ってみた。

「当時のナショナルって、よくサニトラを使ってたイメージがあるんですよ。サニー顔になった軽トラックも言ってしまえば“サニトラ”ですよね(笑)」

fusionのキットでフロントマスクをサニー風に

白地の上に水色帯、下に赤帯のナショナル電器店の看板にルーツを持つナショナルトリコロール。当時の電器店のサービスカーはよくこの3色でペイントされている車両が使用されていたので、覚えている人も多いはずだ。ベースとなった車両はバラエティに富んでおり、古くはオート三輪から軽トラック、バンまで幅広い車種が使用されていたが、多くの店舗で好まれたのは、コンパクトなのに荷台の広い「サニトラ」こと日産「サニートラック」だったようだ。

今回紹介する車両はスズキDA16T型「キャリイトラック」をベースに、fusionのキットでフロントマスクをサニー風のヘッドライト&グリルに交換した車両となっている。ナショナル電器店配送車仕様という点ばかりが目立っているが、じつはこのフェイスキットは今回の東京オートサロンで初めてお披露目されたものということもあり、注目を集めていた。

チンスポやホイールでよりレトロな雰囲気に

キットのフロントフェイスはAピラー後部から一体のフロントパネル、ヘッドライトベゼル一体のグリル、そしてフロントバンパーで構成される。つまりフロントセクションはまるっと交換ということになる。これによってレトロな雰囲気を作り出しているのだ。

ちなみにこの車両はそんな基本のキットに加えて、フロントにチンスポイラーを追加。よりサニトラ感を高めているほか、シュピーゲルのサスペンションで車高を下げたうえで、懐かしい14インチのスターシャークホイールに165/50R14サイズのシバタイヤを組みわせて装着している。

どこか懐かしい雰囲気のフロントフェイスは、個人のカスタム車両としてはもちろん、お店の看板カーとしても人気になりそうだ。

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