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スズキ「ジムニー」と「キャリイ」をニコイチして日野「レンジャー」!? 年明けまでかかって製作したNATSの学生たちの力作を紹介

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

東京オートサロン2025のNATS 日本自動車大学校ブースは今年も豊作

世界最大級のカスタムカーイベントである東京オートサロン2025が2025年1月10日~12日に開催されました。日本独自のカスタムカー文化を発信する「クルマの祭典」として定着し、国内外の自動車ファンが大挙して来場するビッグイベントから、今回はNATS 日本自動車大学校のブースを紹介。なかでも軽自動車サイズで日野「レンジャー」を再現した1台は驚きの内容でした。

ジムニーのフレームとキャリイのキャビンを合体させたNATS MINI RANGER

27年連続で東京オートサロンに出展し、のべ244台ものカスタムカーを製作してきたNATS 日本自動車大学校は、東京ドーム3個分という広大なキャンパス内に専用サーキットまで有している自動車整備士養成学校。まさに日本を代表するカーメカニックの学び舎のひとつだといっていい。

その規模の大きさから、東京オートサロンにおいては毎回ギャラリーの度肝を抜くカスタムカーの数々を披露しているが、今年はドレスアップ・SUV部門にエントリーした「NATS MINI RANGER」に注目してみた。

「Small and Big Rally Car」をコンセプトに、1995年式のスズキ「ジムニー」(JA11V型)のフレームをベースとしてスズキ「キャリイ」(DC51T型)のキャビンを合体。15インチホイール、追加メーター、リフトアップ、フェイススワップなどを施し、世界一過酷なレースとして知られるダカール・ラリー(パリ・ダカールラリー)のカミオン(トラック)部門で活躍しているモンスターマシン、日野「レンジャー」をミニサイズで再現している。

学生たちが半年かけて作業の末に完成

製作を担当した27期生の生徒たちによると、昨年ボディを使用したJA11V型ジムニーのフレームが残っていたので、それを活用して日野 レンジャーに仕立てるというコンセプトが、2024年の春から初夏にかけての時期に決定したのだという。

軽トラックのキャリイを用意し、7月になってから作業を開始して、鉄板を使ってフロントマスクをレンジャー風に変更。キャリイの荷台を少しだけ残し、それを基点としてリアのカーゴスペースを製作したそうだ。

年明けまで作業していたらしく、学生さんたちの中では東京オートサロン2025が開幕した興奮と、無事出展できたことに対する安堵の気持ちが交錯していたようだ。

多彩なカスタムカーたちが来場者を楽しませた

今年のNATS 日本自動車大学校ブースでは、NATS MINI RANGERのほかに、LJ20型スズキ ジムニーをベースとした「NATS SAMURAI」(ドレスアップ・コンパクトカー部門にエントリー)、ZN6型トヨタ「86」をベースとした「NATS LFA-II Gtconcept」(ドレスアップ・スポーツカー部門にエントリー)、童夢製のモノコックをベースにモータースポーツ科の学生たちが部品を製作して造り上げたオリジナル・フォーミュラビートマシン、1997年式の「ウィネベーゴ」をべースとした移動教室車なども披露され、来場者を楽しませた。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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