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1210万円からトヨタ「ハイラックス」が超カッコいいキャンピングカーに! 2025年もっとも注目の「アストラーレGX4」を紹介します

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

  • アストラーレGX4:ベース車はトヨタ ハイラックス
  • アストラーレGX4:ボディ寸法は全長5640mm×全幅2100mm×全高2890mm
  • アストラーレGX4:あらゆる地形を攻略し、高い走破性能を持つ
  • アストラーレGX4:大きなサンルーフを搭載する
  • アストラーレGX4:国内屈指のキャンピングカーメーカーであるバンテックが製作
  • アストラーレGX4:見た目はワイルド系だが、インテリアは落ち着いた雰囲気
  • アストラーレGX4:見た目はワイルド系だが、インテリアは落ち着いた雰囲気
  • アストラーレGX4:ベッドはフロアベッドとバンクベッドの2段構成
  • アストラーレGX4:キッチンにはシンクや電子レンジが備わる
  • アストラーレGX4:ラップ式トイレが備わる
  • アストラーレGX4:木目調の家具や間接照明など、高級感とスタイリッシュさを兼ね備えた仕上げになっている
  • アストラーレGX4:販売価格は暫定だが、1210万円~となる

国内屈指のキャンピングカーメーカーが製作した本格キャンピングカー

ユーザーニーズの多様化が進み、キャンピングカー市場においてもさまざまニューモデルが登場しています。そうした中でとくに話題となっている1台が、大手キャンピングカーメーカーである「バンテック」が手がけた、トヨタ「ハイラックス」がベースの「アストラーレGX4」です。話題のモデルを紹介します。

ワイルドな装いで険しい山道にも強い

近年のアウトドアブームの影響もあり、ワイルドな装いのクルマがより注目されるようになった。その中で話題のモデルとなったのが、オフローダーテイストを強く感じさせるルックスを持つ「アストラーレGX4」だ。

あらゆる地形を攻略する高い走破性が与えられたアストラーレGX4は、険しい山道、固く締まったグラベルなどを気にすることなく走れる性能に加えて、キャンピングカーとしての居住性を両立させたモデル。いうなれば「クロスカントリーキャンパー」というニュージャンルを確立し、今までにない探求心を刺激する1台として仕上げられている。

近未来的な雰囲気を漂わせるエクステリアは、タイで発売しているタイ版のトヨタ「ハイラックス」をベースに、国内屈指のキャンピングカーメーカーであるバンテックの技術を注いで仕上げている。

ハイラックス架装仕様として搭載するボディシェルは、強度と弾力性に優れるFRP(繊維強化プラスチック)一体成形ボディを採用。ポイントは、あえてボディを支えるフレーム構造にしていない点にあり、これは衝撃吸収性や発散性に優れた効果を発揮させるための工夫だ。万一の衝突事故の際にも衝撃を和らげ、室内の乗員への被害を軽減する効果を持たせているのだ。

インテリアは大人の贅沢が味わえるシックなテイスト

エッジの効いたエクステリアはボディシェルの強度を考えつつ、空力や雨水の流れを意識して設計。横風に強く、前からの走行風による抵抗も低減する作りにもなっている。ボディ寸法は全長5640mm×全幅2100mm×全高2890mmで、乗車定員は4名を確保。ちなみに就寝定員は3名+子ども2名を想定した作りになっている。

扉を開けると大人が立って移動できる開放的な居住空間が広がる。レイアウトはフロント上部にバンクベッド、センターに対面ダイネット、後方右側にマルチルーム、後方左側にキッチンを配置。木目調の家具や間接照明などバンテックらしい高級感とスタイリッシュさを兼ね備えた仕上げになっている。

ベッドはワンタッチで楽々展開

ベッドはフロアベッドとバンクベッドの2段構成。このバンクベッドの展開方法がユニークで、一般的なマットを外したり持ち上げたりする必要がなく、くるりと回転させてワンタッチで展開することが可能な賢い作りになっていた。

電源システムには、高出力&長寿命のポータブルバッテリー「エコフロー デルタプロ」を採用。3.6kWhの大容量で家電の使用にも対応し、エコフロー オルタネーターチャージャー(走行充電器800W)を搭載しているので、高効率かつ高速での充電が可能だ。エアコンはエコフローのWAVE2を装備し、システム全体を一括制御で管理するシステムも組む。

新時代に向けたバンテックのアストラーレGX4。堅牢な性能を維持しながら、内装は高級ホテルにいるように落ち着いたシックでラグジュアリーな空間演出が魅力的。まだ販売価格は暫定だが、1210万円~となる。ベース車となるハイラックスについては、ディーゼル4WDのみになる見込みということだ。市販モデルがどのような仕様になって登場するのか、非常に楽しみな1台である。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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