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三菱「トライトン」「デリカD:5」で45度の急坂を登る!?「大阪オートメッセ2025」屈指の人気を誇る体感コンテンツとは? 来場したらまず受付へ!

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循(NAGAO Jun)

  • 大阪オートメッセ2025の三菱自動車工業 4WD登坂キット 体感コーナー
  • ふそうの大型トラックの荷台を利用して45度の急坂が人工的に再現されている
  • 圧巻は最大45度の急坂を登るシーン
  • デフロックしないとタイヤが空転してしまう路面を人工的に再現
  • デフロックしないとタイヤが空転してしまう路面を人工的に再現
  • 2024年に日本市場に導入されたピックアップトラック、トライトン
  • 2024年に日本市場に導入されたピックアップトラック、トライトン
  • 人気の軽自動車、デリカミニも展示
  • 車輪のひとつが浮いてしまうほどの大きな凸凹を再現
  • 大阪オートメッセ2025の三菱自動車工業 4WD登坂キット 体感コーナー

三菱の最新4WDの実力を体感できるチャンス

西日本最大級のモーターイベント「大阪オートメッセ2025(OAM)」が2025年2月7日(金)〜9日(日)にインテックス大阪で開催。チューニングカーやドレスアップ車両など、351社・630台もの多彩なジャンルのクルマが展示されています。そんな会場でもとくに人気の、三菱自動車工業による「4WD登坂キット」の体感コーナーを紹介します。

デリカD:5とトライトンの2台が用意される

今をさかのぼること30年近く前の1997年に第1回目が開催されて以来、関西最大級のクルマ系イベントとして親しまれている「大阪オートメッセ」。2025年も2月7日から9日にかけて、インテックス大阪で盛大に開幕した。カスタムショップやチューナーが手がけたドレスアップカーやチューニングカーが中心だが、内外の自動車メーカーやインポーターなども多く出展。こちらでご紹介する三菱も、そんな出展メーカーのひとつだ。

戦後間も無い1953年のウィリス「ジープ」のライセンス生産から始まり、パリ・ダカール・ラリーの「パジェロ」やWRCでの「ランエボ」の活躍など、4WDに関して長い歴史とノウハウを持ったメーカーといえば三菱。その4WD技術をアピールすべく、ここ最近は大阪オートメッセの屋外特設コースでも体験同乗市場を行うのが通例となっている。

今回試乗車として用意されたのは「デリカD:5」と、2024年に日本市場に導入されたピックアップトラック、「トライトン」の2車種だ。この2台がトライする特設コースは、車輪のひとつが浮いてしまうほどの大きな凸凹、デフロックしないとタイヤが空転してしまう路面、そしてふそうの大型トラックの荷台を利用して45度の急坂が人工的に再現されている。

その迫力は下手な絶叫系マシーンもかくや

もともとデリカD:5はワンボックスワゴン、トライトンはピックアップトラックではあるが、その中身は三菱伝統の4WD技術を惜しみなく注ぎ込んだ「フツーのクルマの皮を被った本格的オフロード4WD」。実際に特設コースを走行するシーンを見れば、誰もがその走破性の高さに舌を巻くだろう。日常の使用であれば、そのポテンシャルをフルに使い切るオーナーは少ないと思われるが、そのマージンの高さは大きな魅力。

なかでも圧巻は最大45度の急坂を登るシーンだ。登坂途中で一度停車し、坂道発進まで披露するというスリリングなメニューで、その迫力は下手な絶叫系マシーンもかくやと思わせるもの。

そんな非日常的なコースを実際に体験できるとあって、体験試乗の受付には朝早くから長蛇の列。先着順で受付がはじまったのだが、開始早々には午前中の受付人数枠いっぱいとなってしまう人気ぶり。午後の受付時間が近づくと、受付開始前からすでに多くの希望者が列を作っていた。午後の部も早々に定員に達すると思われる。大阪オートメッセでこちらの試乗会を目当てに会場に向かわれる方は、早めに三菱ブースの受付に向かうのが吉だろう。

ウィリス・ジープのノックダウン生産以来の長い歴史を持ち、その4WD技術の実力を磨いてきた三菱。その最新モデルたるデリカD:5とトライトンのポテンシャルを肌で感じることのできる、大阪オートメッセの三菱ブース試乗会会場なのである。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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