国産車にもマッチするタイヤを展示
西日本最大級のモーターイベント「大阪オートメッセ2025(OAM)」が2025年2月7日(金)〜9日(日)にインテックス大阪で開催。チューニングカーやドレスアップ車両など、351社・630台もの多彩なジャンルのクルマが展示されています。今回は会場の中で気になった「横浜ゴム」ブースを紹介します。
ADVAN Sport V107はセダンからSUVまでカバー
大阪オートメッセ2025で横浜ゴムは、グローバルフラッグシップタイヤ「ADVAN Sport V107」と新製品「ADVAN dB V553」の2種類を主軸に展開していた。
V107は、スーパーGTドライバーの松田次生選手の愛車である日産「スカイライン NISMO」と、ARTISAN SPIRITSのフルエアロを装備したトヨタ「ハリアー」に装着し展示。ハリアーは、右側にADVAN Sport V107、左側にADVAN dB V553を履かせるという見せ方をしており、静粛性の高いコンフォートタイヤを求める人にはV553、スポーティな走りを楽しむ人にはV107と、どちらも選べることを視覚的にアピールした。
もともとADVAN Sportは、BMWなど欧州のプレミアムカー用というイメージが強かったが、今回はスカイラインとハリアーを並べることで、国産車にもベストマッチすることを強調。また、ハイパフォーマンスカーだけでなくセダンからSUVまで、幅広くカバーするのもV107の持ち味だということが伝わってきた。
ジムニー用の鍛造ホイールを出品
そして2025年の春以降に発売予定の新作ホイールもこのブースで見られた。
「ADVAN Racing GT BEYOND-R」は、大型化するブレーキシステムに対応したバレルリム形状となっており、新たに段付きリムにしたことで、GT BEYONDのコンケイブをさらに際立たせている。表面の輝きも塗装ではなく、切削になっているので光り方が違うのも特徴的だ。
「ADVAN Racing RC-4」は、2024年全日本ラリーの最高峰クラスJN-1に復活した奴田原文雄選手のトヨタ「GRヤリス」に装着していたターマック用のホイールと同じ金型で作られたもの。アドバンカラーのGRヤリス ラリー2と同じデザインを履けるという意味で、ラリーファンにとっては待望の1本になるだろう。
最後に、従来鋳造しかなかったジムニー用のホイールに、鍛造の「ADVAN Racing GT Heavy Duty for JIMNY」が追加されたことで、SUVにも「GT」がさらに広がる予感がした。横浜ゴムのオフロードタイヤ「ジオランダー」と組み合わせることで、タイヤとホイールを横浜ゴムで統一する人も増えるはずだ。


































































