クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • LIFE
  • シエラネバダ山脈のハイキングはキツすぎた? カリフォルニアでの第一歩はいきなりスケジュールを変更することに【ミシシッピ川ブルース旅_03】
LIFE
share:
シエラネバダ山脈のハイキングはキツすぎた? カリフォルニアでの第一歩はいきなりスケジュールを変更することに【ミシシッピ川ブルース旅_03】

シエラネバダ山脈のハイキングはキツすぎた? カリフォルニアでの第一歩はいきなりスケジュールを変更することに【ミシシッピ川ブルース旅_03】

投稿日:

TEXT: 牧野森太郎(MAKINO Shintaro)  PHOTO: 牧野森太郎(MAKINO Shintaro)

2つのグループに分かれることに

暗い気持ちで初日の夜を過ごした4人だったが、次の日、近くのシャーロット湖に移動すると、ようやく景色を楽しむ余裕が出てきた。どこまでも透明な水、素晴らしいサンセット、そびえる山の勇ましい姿、どこまでも爽やかな空気。「もう歩けない」と弱音をはいていた原田さんの表情にも明るさが戻った。

2日目夕方の作戦会議で、ある結論が出た。ぼくはRae Lakes Loopに戻って行けるところまで行く。ほかの3人は重い荷物をテントに置いて、小さなデイパックに必要なものだけを入れて近くをハイキングする。つまり2つのグループに分かれることになった。待ち合わせは5日後の9月5日、キアサージュパスの途中にあるギルバート湖だ。

3日目の朝、みんなに見送られて出発。これから丸4日間は完全にひとりきりだ。することは同じでも、仲間が一緒にいるといないとでは、やはり緊張感が異なる。気持ちを引き締めてトレイルを歩き始めた。

■「ミシシッピ川ブルース旅」連載記事一覧はこちら

12
すべて表示
  • 牧野森太郎(MAKINO Shintaro)
  • 牧野森太郎(MAKINO Shintaro)
  • アウトドア誌、ライフスタイル誌などの編集長を経験。2001年にアメリカでキャンピングカーを購入して以来、国立公園を訪ねることをライフワークとする。著書に『アメリカ国立公園 絶景・大自然の旅』『自分自身を生きるには 森の聖人ソローとミューアの言葉』(ともに産業編集センター)がある。カリフォルニア州シェラネバダ山脈のジョン・ミューア・トレイルを計30日かけて踏破したレポートがデルタ航空機内誌「sky」に掲載され、カリフォルニア観光局のメディア・アンバサダー最優秀賞を受賞。
著者一覧 >

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS