気に入って購入した「14R」! これ以上外装をいじる必要がありません!
2024年末に千葉県の袖ケ浦海浜公園で開催されたトヨタ「86」&スバル「BRZ」のオフ会。「そでがーでん」という地元のイベントとのジョイント開催で、通常の駐車スペースではなく、芝生の広場を会場に86/BRZが110台ずらりと並びました。そこでそんな芝生の会場から今回は、メーカー仕立てのコンプリートモデル「14R」を紹介しましょう。
購入後のコスパを考慮してコンプリートモデルを入手
会場内を歩いていると、TRD仕立てのコンプリートモデル「14R」を発見。オーナーの“オシャリーマン”さんを直撃してみた。
「このクルマは2015年に新車を購入しました。当時自分でいじっていくと、どうもやりすぎちゃうので、“それならいっそのことコンプリートカーを買っちゃえば、これ以上外観をいじる必要もない!”と考えて、センターマフラーも気に入っていたので、14Rを購入しました。10年近く乗ってみて思うのは、外装はずっとこのままでも満足度は非常に高いし、余計な出費がないので、結果としてコスパは非常に良いですね……と言いたいところなんですが、結局コマゴマとしたパーツは買っちゃうんですよね(笑)」
TRDの14R-60を彷彿させる外観のコンプリートモデル14R
TRDのコンプリートモデル14Rは、2014年に販売された100台限定の「14R-60」をよりストリート向けとしたモデルとして2015年に発売された。フロントのバンパーは純正とも14R-60とも異なる14Rの専用設計だが、センターマフラーの特徴的なリアバンパーは14R-60と同じデザイン。ただしフェンダーはオーバーフェンダーが装着されず純正のままとなる。
専用の強化されたアーム類やサスペンション、ブレーキなどが備わる14R-60に対して、14Rは基本的に純正のままで、強化パーツはオプション扱い。ホイールも専用オフセットで前後異サイズのマグネシウムホイールを採用する14R-60に対して、14Rは同じデザインながらTRD製の市販アルミホイールを装着するなどの違いがある。つまり14Rは14R-60譲りのエアロパーツを装着した外観を持ちつつ、足まわりや中身はノーマルというチューニングベース的な車両となる。
今後の目標は現状のキープ! アンチエイジングが課題
“オシャリーマン”さんはそんな14Rをベースに、自分好みの1台に仕上げている。足まわりはTRDのオプションであるタワーバーを装着し、サスペンションはHKSのハイパーマックスS、TRDのブレーキキットを装着。エンジンやトランスミッションには手を入れていないが、AFEタケダのエアインテークや、IRPのショートストロークシフターを装着。そのほか、内装もBRIDEのバケットシートを装着するなど、自分好みのカスタマイズを施している。
「外観はこのスタイルが気に入ってるし、大きく変える気はありません。しいて言うなら今後はGTウイングを装着したいですね。現在は週末しか乗っていませんが、すでに登場から10年近く経っているので、アンチエイジングには気を使ってます。今後もできるだけいい状態をキープしていくことが目標ですね」
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)