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クラシック「ミニ」だけで3台体制! サーキット、アウトドアなど遊びのステージで使い分けている達人の走行会仕様はオースティン「ミニ ピックアップ」でした

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TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi)

  • オースティン ミニ ピックアップ:2025年3月2日の筑波サーキットにて、Bパドックではフリマ、本コースではコース走行と、大いに「ミニの日」を楽しんだという鈴木裕介さん
  • オースティン ミニ ピックアップ:この日の筑波サーキットのコースでのメインイベントは、スーパーバトル オブ ミニ。各クラスのレースに加えてフリー走行枠もあり鈴木さんはピックアップでコースを楽しんだ
  • オースティン ミニ ピックアップ:荷台部分には、剛性を高めるべくブレースバーを装着しており、サーキット走行時にはかなりの効果があるという
  • オースティン ミニ ピックアップ:室内もロールケージがコックピットを囲んでいる。しっかりしたショルダーサポートの付いたコブラ製バケットシートに本気度を知ることができる
  • オースティン ミニ ピックアップ:室内もロールケージがコックピットを囲んでいる。しっかりしたショルダーサポートの付いたコブラ製バケットシートに本気度を知ることができる
  • オースティン ミニ ピックアップ:メーター類はスミス製の独立したタイプを視認性よく、運転席の正面へと並べている。右側にある赤い片持ちのハンドルはキルスイッチだ
  • オースティン ミニ ピックアップ:スミス製クロノメトリックのタコメーターがハンドルの間から確認できる位置へと備わる。赤いスパイ針は最高回転数を示している
  • オースティン ミニ ピックアップ:ペダル類に加えてフットレストが備わる足元。スロットルペダルのリンケージは取り回しを変更し、よりスムーズかつシビアなスロットルワークを可能にしている
  • こちらはスパークプラグホルダー。鈴木さんのお手製でアルミの削り出しでできている。エンジンルームのスチール部分に強力磁石で加工なく装着できることから、人気のアイテムである
  • オースティン ミニ ピックアップ:筑波サーキットの走行を終えた鈴木さんの第2ラウンドは、Bパドックでのミニ カーブーツ ミーティング。ピックアップの荷室に持ち寄ったアイテムを並べて接客中
  • オースティン ミニ ピックアップ:+40ピストンを拡大しハイカム、ハイリフトのローラーロッカーというチューニングエンジンに、φ45mmのウェーバーキャブレターを装着。サーキット走行もするため、オイルキャッチタンクも備わる
  • オースティン ミニ ピックアップ:この日の筑波サーキットのコースでのメインイベントは、スーパーバトル オブ ミニ。各クラスのレースに加えてフリー走行枠もあり鈴木さんはピックアップでコースを楽しんだ
  • オースティン ミニ ピックアップ:ゼッケン83は学籍番号から取ったそうだ。ド派手なステッカーチューンは匿名性ゼロ、悪さができないのが目下の悩み(笑)

クラシック・ミニのピックアップモデルで走りもフリマもエンジョイ

「クラシック・ミニ」の沼にハマって30年以上、サルーンとエステートとピックアップという、3種類のボディタイプをコンプリートして所有している鈴木裕介さん。旧車イベントからサーキット走行、アウトドア遊びなど多彩な趣味のフィールドにあわせて、それぞれ楽しんでいるそうです。筑波サーキットで開催されたフリマ&走行イベントにはピックアップで登場。本気で仕上げたチューニング仕様でした。

3台体制でクラシック・ミニを楽しむ

KP61型に始まり、EP71型、EP82型とトヨタ「スターレット」で国産ホットハッチを楽しんでいたという鈴木裕介さん。30年と少し前、ローバー「ミニ 1000 スプライト」に出会い、以降はクラシック・ミニへの沼へズッポリとハマったという。

「最初のミニは一般的なサルーンでしたが、ミニのシリーズで他にある、エステートとピックアップ、3種類をコンプリートしたいなと思ったんです(笑)」

という具合で、鈴木さんにとって2台目となる1994年製の「ミニ 1.3 スプライト」(サルーンモデル)をちょうど30年前に入手した後、25年前に1963年製モーリス「ミニ トラベラー」(エステートモデル)を加え、さらに15年前に、こちらの1973年製オースティン「ミニ ピックアップ」を手に入れコンプリート。

なんでも趣味がダイビングやカヤック、キャンプといったアウトドア派でもあるので、そうしたフィールドにあわせて現在は3台体制でクラシック・ミニを楽しんでいるそうだ。

ピックアップはサーキット走行に向けたチューニングカー

そんな鈴木さんであるが、2025年3月2日「ミニの日」に筑波サーキットで初開催された「ミニ カーブーツ ミーティング」では、会場でまったりとした1日を過ごすだけでなく、コース上で行われている「スーパーバトル オブ ミニ」のプログラムのひとつ、フリー走行へピックアップで出撃するという。

「もともとはサルーンでサーキット走行を楽しんでいたのですが、妻の足としてディチューンしてしまったんですよ。トラベラーで走るのははちょっと……という感じでしょ? 経済的な余裕も出て、それなりにその“欲求”がピックアップには詰まってますので(笑)、数年前からピックアップでサーキット走行も楽しんでます」

会話中にあった「欲求」、つまりモディファイの内容を聞いてみると、エンジンはピストンを+40のオーバーサイズにし、それに伴いシリンダーボーリング、ビッグバルブ化されたチューニングヘッドに換装し、ハイカム、ハイリフトのローラーロッカーというチューニングエンジンに、φ45mmのウェーバーキャブレター、MED製ストレートカットギア、クロスピンデフ、エンドレス製4ポッドキャリパー、RC40マフラーといったチューニングカーとなっているのだ。

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